【飲食物13】 危険性 ~蓋が吹き飛んだ! 骨付き肉は~ 活力鍋2

その活力なべは、かなり高価な物なので、買う時に随分考えた。ところが買ったら最後、大活躍で、もっと早く買えばよかったと思った。それどころか、もう1個ほしいぐらいだ。買ったのは、5.5リットルの大きさで、20,895円(税込み)だった。一定の金額を超えたお買い物だったので、送料は無料だった。うれしかったが、片手で持つと、重い!

前回、少しお話したが、【蓋の大パッキング1個:1,800円】は、10年前に初めてその活力なべを買ったその当時(2006年1月)、1個1,300円だった。ところが、その後数年で、いきなり500円も上がってしまったのだ。結構驚いた。私が知る限り、それ以外の部品は、今も昔もお値段は変わらない。そして、そういった部品の供給は、買った日から10年間だが、昨年末(2015年)にそういった部品をまとめ買いした。間に合ってよかったー! ゴム系のその部品を替えたのは、その活力なべを買ってから1度きりである。ほぼ毎日使っているわりには、持ちがいい。

ちなみに、その活力なべは、世界一調理圧が高い家庭用の圧力鍋である。調理圧は、1.45kg/㎠で、調理中の煮炊き温度は、128℃にもなる。かなりの高温だ。しかし、それでも鶏などの骨つき肉の骨は、お魚の骨とは違って、どんなに圧力と時間をかけても、サクサク食べれるようにはならない。実験したことがあったが、ダメだった・・・。「あ~ぁ・・・」と思った。

当初、そんな高価なお鍋を買ったところで、果たして使いこなせるんだろうか・・・という思いもあった。それで思いついたのが、「活力なべ専用のレシピ本、あるの?」だった。調べてみたところ、あった。取扱説明書とレシピ本が1冊の本になっていて、活力なべを買うと、それも一緒につけてくれるという。それなら心強いと思った。

一方、こんな情報もある。インターネット上で知り合ったある女性が、圧力鍋でマッシュポテトを作ったそうだ。圧力鍋を買ったばかりだったので、まだ使い方がよく分かっておらず、圧力が完全に下がっていないその状態で、蓋を開けてしまったんだそうだ。その蓋は、そりゃもう、激しく吹き飛んだそうだ。恐る恐るお鍋の中をのぞいたら、ポテトがドロンしたそうだ。「あら、どこに行っちゃったのかしら・・・。じゃがいも、とけちゃったのかしら・・・」と思ったようだ。不審に思いながらも、キョロキョロと周囲を見回したら、なんと、天井に、べったりとじゃがいもがくっついていたそうだ。この話を知ったのは、私がまだ活力なべを買う前のことだったので、「えー! そんなことって、あるんだ~・・・」と思い、驚いた。怪我はなかったようだが、お料理だけに気をとられていると、そういうことになる。非常に危険だ。

活力なべの場合、安全ロックシステムが働くので、蓋は開かないようになっている。赤い小さなピンが下がるので、蓋を開ける時にはそれが合図になる。普通のお鍋とは違うので、取り扱いには呉れ呉れも注意が必要だ。

(完)

 カテゴリー : 飲食物 | 投稿日 : 2016年2月2日

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