【社会54】 ボソボソとしゃべる男性、その後どうなったのか ~彼女の思い叶う~

以前に、(3)の結婚学校のところで、ボソボソとしゃべる男性と、医療系のお仕事に従事している私の旧友(女性)のお話をした。その後のお二人について、もう少しお話しておこうと思う。

あのお見合いをした翌年のお正月に、その女性から年賀状をいただいた。そのお葉書によると、彼女は、あれから全く別の男性と出会い、結婚をし、彼女の実家の直ぐ近くに新居を構え、そして幸せに結婚生活を送っている・・・という内容が書かれてあった。彼女の妹さんたちが次々と結婚をして、実家を離れていく中、長女である彼女だけが残った。彼女のご両親は、長女が出来ればお婿さんをもらって、家系を継いで、同居または自分たちの直ぐ近くに住んでほしいと思っていたんだそうだ。彼女は10代の頃からずっと、ご両親からそう言われ続けてきたんだという。彼女も自分の親を置いてお嫁にはいけない・・・と思っていたそうだ。ところが、なかなか条件に合う人がいなくて、お見合いを繰り返していたんだそうだ。最後には、彼女のご両親は家系を継いでもらうことをあきらめたそんな矢先に、私からのお見合い話があったんだと言っていた。ともあれ、あのお見合いから1年もしないうちに、彼女が結婚を決意し、そしてとても幸せに暮らしている・・・という事もわかって、私は本当によかったと思った。

ボソボソとしゃべる男性の方は・・・と言うと、あのお見合いから10年以上が経つが、未だに独身だ。私はその男性と一緒に、かつてお仕事をしていた時期があるのでわかるのだが、ボソボソとしゃべる感じではない。・・・かといってハキハキとしゃべるわけでもなく、普通だ。普通の人。一流の国立大学を出ていて、いつも冷静沈着。勿論、お仕事もお出来になる。でもやはり恋愛は苦手・・・という感じは確かにあった。絵を描くのがすごく好きで、趣味で個展を開いたこともあった。ある年の夏の終わりに、その個展の案内状をいただいたことがあったが、そこに彼が描いた絵もあった。それを見た私は、ちょっと驚いてしまった。「ドカーン!」と、何かが爆発したような絵ばかりだったのだ。あれにはホント驚いた。

お見合い話を持っていけるほど親しい間柄なら、乃風さん、あなたが「そのボソボソとしゃべるのを止めるように・・・」とかなんとか、その男性に教えてあげればよかったんじゃない? と思うかもしれないが(思わないかもしれないが)、でもやはり・・・、そういう事はなかなか言えない。相手がね、「僕の何がいけなかったんだろうか・・・」とか、「今後どうすればいいか・・・」とか、そういう何らかの問いかけがあれば話は別だが、本人は振られたことで、気持ちが一杯一杯になってしまっている。彼のそんな姿を近くで見て、私は何も言えなかった。そういった事も含めて、1つ1つわかるように教えてくれるのが、結婚学校なんだ思う。多分ね。多分そういう事なんだと思う。 
全く別の話になるが、私の知り合いで、その当時、その女性は40代半ばで、未婚者だった。人の紹介でお見合いをしたんだけれども、たった1つの事で、相手の男性をイヤになってしまったんだそうだ。優しくて、本当に申し分ない男性だったそうだ。お見合いをし、何度かデートを重ねたある時、その男性がカメラを持ってきたんだそうだ。一緒に写真を撮りたかったそうだ。長いストラップのついたゴツゴツとした大きなカメラだった。その男性が、何かの拍子に、そのカメラの長いストラップを自分の首にかけるのではなく、幼稚園児のように斜めにしょってしまったんだそうだ。つまり、カメラのストラップを右肩にかけて、カメラの本体が左腰にくるように、斜めにしょってしまったのだ。それを見たその女性は、ひどくカッコ悪いと思ってしまい、それが理由で、その男性とのお付き合いを終わらせてしまったそうだ。

その時に、女性がさり気なく、「カメラをお持ちしましょうか?」とかなんとか言えていれば、事はまた違ったのかもしれないが、とてもじゃないけど、そんな気の利いた事は言えなかったそうだ。

そういった時に、どう対処したらいいのか、心や気持ちのあり方や持ち方なども教えてくれるのが、結婚学校だったり、結婚カウンセリングだったりするのかもしれない。以前に婚活に関するそういったドキュメンタリーをテレビで見た事があった。そのお見合いから10年上が経つが、その女性がお嫁に行った・・・という風の便りは、未だに届いていない。

白い歯をむいて「ニィーーー」っと笑う、あのチェシャー猫のような笑い方は、あれは地上を反映した笑い方なんだそうだ。そうではなく、ちょこっとだけ笑うのがいいみたいだ。エドガー・ケイシーさん(https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41gwklCASCL._AC_US160_.jpg)がそう教えてくれた。歯をちょっとだけ見せて、静かに、ゆっくりと微笑むだけでいい。明日が大事な日だったり、あるいは勝負の日になりそうなら、この笑い方をマスターしておくのも、いいかもしれない。

(完)
 

 カテゴリー : 社会 | 投稿日 : 2016年10月6日

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