【社会58】 人生最大の危機 ~生きる価値乱れる~ 他界を考え「遺書」何度もしたためる 

エドガー・ケイシーさんのリーディングに基づいて占星学に当てはめると、今日の日付け(2016年12月15日)に生まれた人は、金星出身者ということになる。「金星」は愛のヴィーナスを意味し、愛にあふれる星なのだという。そんな事を、ふと思い出した。

エドガー・ケイシーさんは、リーディングを取る時に、自ら催眠状態に入るのだが、催眠状態になると、意識がなくなってしまう。しかし、ここがエドガー・ケイシーさんのすごいところなのだが、トランス状態のエドガー・ケイシーさんは、自分の目の前にいる相談者の、生まれた時の天体の様子を描いてほしい・・・と言われると、目をつぶったままペンを持ち、スラスラと画用紙に描いてしまうそうだ。

いわゆるホロスコープのことなのだが、ホロスコープとは、天体配置図のことで、刻々と動く太陽、月、惑星、黄道十二宮(こうどうじゅうにきゅう)、および地表の位置関係を表わしたものである。黄道十二宮とは、春分の日に太陽がいる場所を起点として、30度ずつ12等分して付けた名称のことで、全部で12の宮がある。ざっと説明すると、およそこういう事なのだが、こういった事を知ると、何だか話が立体的過ぎて難しそう・・・と思ってしまう。だが、この他にもその人の正確な出生時間と、そして出生地の緯度・経度を基に算出する必要があるため、その人の出生時のホロスコープは、そんな簡単にスラスラと描けるものではないようだ。

じゃ、エドガー・ケイシーさんが目をつぶったまま、つまり、トランス状態の時に描いたそのホロスコープは、一体どうだったのか・・・という話になる。それが驚いたことに、合ってるそうだ。日本エドガー・ケイシーセンターの会長である光田秀さんの講演会に行った時に、光田さんがそう言ったのだ。すると、そこにいた受講生の殆どが、驚きとどよめきに包まれた。エドガー・ケイシーさんの本を、これまでに随分と読んできたが、このお話は初耳だったので、私はその時、本当に驚いてしまった!

トランス状態になると意識がなくなるが、でもちゃんとしゃべれる。目をつぶったまま質問にもちゃんと答えられるのだ。それだけでも何だか不思議な感じはするのだが、そこへきて「はい!」と言ってペンを渡すと、エドガー・ケイシーさんはそれを受け取り、画用紙を渡せば、それにスラスラと描きはじめてしまうというのだから、何だかとても不思議な気持ちで一杯になる。しかも、描いたその内容がデタラメならまだしも、正解だというのだから、これは超驚きだ!

上記の光田秀さんは、10代から20代前半の頃、生きる価値や意味をちっとも見出せず、いつもこの世を去ることばかり考えていたという。いつ他界してもいいように、遺書を随分と書いては、例えば机の電気スタンドや書籍の間など、あちこちに隠し持っていたそうだ。そんな中、ある時、本屋さんに行ったら、偶然、エドガー・ケイシーさんの本に出会ったという。たった1冊のその本のお陰で、光田さんの人生は一変してしまう。そう、現在の輝かしい光田秀さんにつながる扉を、その瞬間で開いていったのだ。光田さんが日本に生まれてくれたお陰で、ここ日本にもエドガー・ケイシーさんのリーディングが伝わった・・・といっても過言ではない。光田秀さんが適任者だと言って、光田さんをトップに据えた周囲の人達もすごかったと思う。

随分前になるが、関口宏さんが司会をしていた「知ってるつもり?!」という番組(1989年10月8日から2002年3月24日まで日本テレビ系列局で放送された)に、光田秀さんがエドガー・ケイシー研究家として、ご出演されたことがあった。絶対にマスメディアにお姿を現さないあの斎藤一人さんと対談されたこともあった。その時の対談のご様子を本で読んだが、斎藤一人さんはエドガー・ケイシーさんの本を随分前から読んでいて、ご存知だったのだ。

祝福と感謝の限りである。

(完)

 カテゴリー : 社会 | 投稿日 : 2016年12月15日

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