【夢解釈49】 現実の世界での山寺のご住職とのやり取り ~髪をグイグイ引っ張られた~ 意外な犯人

私の家族が、ある山寺の文字起こしの作業をすることになった。快諾した後、そこのご住職から電話や郵便物、メール、ファックスが、頻繁に家に届くようになった。まず最初に驚いたのは、郵便で受け取った封書の宛名書きだ。すごい上手! 毛筆だが、大きくて堂々としていて、本当に素晴らしいと思った。僧侶って、結構、字が上手な人が多い。ちなみに、これまでここでお話してきたS先生日蓮宗・ご住職・男性)も毛筆を使われるが、「オー!」と思うほど、惚れ惚れする字を書かれる。

私は、その山寺のご住職とは面識もない。電話でしゃべったことも一度もない。その封書を受け取って、「僧侶って、やっぱり字が上手だよねぇー、すごいわぁ~・・・」と思い、ちょっと感動しただけである。

たったそれだけなのに、私は昨晩(2018年3月31日)、その山寺の夢を見た。どうって事のない内容だったが、現実の世界と一致する点がチラホラあった。今日はそんな事も含めてお話したい。

そもそも睡眠時の夢は、覚醒している時の意識顕在意識が、ほそ~くつながった状態で夢を見る・・・と言われている。私は最初、この意味がよくわからなかった。それでも夢解釈をしていくうちに、段々わかるようになった。

前回の夢解釈では、顔全体にひまし油を塗って寝たその晩、夢の中でもその事をちゃんと覚えていた・・・というのが、正にそれだ。昨晩から今朝にかけて見た夢も、正に現実の世界とかなりつながっていた。

昨晩から今朝にかけての夢はこうだった。

その山寺のご住職と頻繁に連絡を取り合っているので、一層のこと、その山寺に引っ越しちゃおう・・・ということになった。そして家族でその山寺に引っ越してしまった。引っ越し先はその山寺の2階で、そこは通り部屋の6畳の和室が3つあった。柱や壁、天井は木製で、(この記事のトップに飾った写真のように)黒っぽく、昔ながらの家屋・・・という感じだった。日当たりもとてもよく、私は結構気に入った。

その時、私はこう思った「そう言えば、ここのお寺の最寄駅って、どこ?」と。「ここ(この山寺)は駅から遠いんじゃないの? 今まで住んでいたところは駅から近くて、ホントよかったよねぇー・・・」と、私は家族にそう言った。

そこへ足音が聞こえてきた。私はその足を聞いて、即「あ、S先生だ!」と思った。その時に、誰かが私の髪をグイグイと引っ張った。私は「え? なに? なに?」と思い、静かに振り返った。

ここで、私は夢から目を覚ましてしまった。そしたら、なんとうちの猫が、私の髪を踏んでいたのだ。「な~んだ、犯人はニャンニャンかぁー・・・」と思い、私は寝ぼけながら笑った(こんな事もあるのねぇー・・・)。

これまでここでお話してきたS先生S寺のご住職と区別するために、便宜上、山寺のご住職・・・という表現を使ってみた。でも、その表現は適切ではなかった。その封筒の差出人住所を見て、たった今調べてわかったが、山寺ではなく、街中のお寺だった。

そこのお寺は、最寄駅から遠いこともわかった。歩いておよそ30分はかかると思われる。「ここ(この山寺)は駅から遠いんじゃないの?」と、夢の中で私は感覚的にそう思って発言したが、正にその通りだった(後からこの事を知って、私はちょっと驚いた!)。

そして、その山寺のご住職と頻繁に連絡を取り合っている・・・は、現実の世界でも夢の世界でも一致していた。

更に、「今まで住んでいたところは駅から近くて、ホントよかったよねぇー・・・」と、夢の中で私は家族にそう言ったが、これは現実の世界でも、正にこの通りである。つまり、今現在、本当に駅の近くに住んでいる。

ほんの一例だが、睡眠時の夢は、顕在意識がほそ~くつながった状態で見る・・・ということを、私は少しずつ理解しはじめている。

最後に・・・その足音を聞いた時、どうして山寺のご住職ではなく、「S先生だ!」とわかったのか・・・だが・・・。現実の世界において、S先生の歩き方や足音そのものだったからだ。その直後に髪をグイグイと引っ張られなければ、扉を開けて入って来られたであろうその人物を、特定できたと思われる。

(完)

 カテゴリー : 夢解釈 | 投稿日 : 2018年4月1日

【広 告 (Advertisements)】