【社会89】 話題のダンス動画 うつの人の笑いすぎその後に ~唯一の肉声~ エドガー・ケイシーさん

今まで色んな動画を見てきた。でも、この動画ほど再生ボタンを繰り返し押したことはなかった。助手席で踊る男性の表情はとても豊かで、明るいこと、明るいこと。首はよく動くし、目をむいたり、歯をむいたり、ペロリとなめたりと・・・、なんだかお祭り騒ぎなのだ。動きの切れもいいので、「身体を鍛えてるな・・・」という感じもした。それでいて、可愛らしさも秘めている。すごい才能があるダンサーだと、私はそんな風にも思った。Sorin Tさんが、2015年2月16日に一般公開した動画(Uptown Funk in car lip sync)で、視聴回数は、既に208万1000回を超えている。

現在はその動画は見れないが、全く同じ内容の動画を見つけることができた。タイトル:Car rides with Zach Piona 管理者:Zachary Pionaさん 公開日:2014/12/07

この動画の中で、車を運転している右側の黒ひげ男性は、全く表情を変えない。笑わずに、よく平気でいられるものだと、私は深く関心してしまった。

心を病んでいる人って、結構、多いですよね。励まそうとか、元気づけようとか思って、そのような動画を、そういった人に送らない方がいいかもしれない。エネルギーがちょっと強すぎるような気もするからだ。

私のお友達でね、長いこと心を病んでいて、周囲のお友達が彼女を、それとなく励まそうとして、みんなでレストランでお食事をしたんだけれど・・・。ここまではよかった。

ところが、その中に、人を笑わせるとても明るい性格の女性が1人いたんだそうだ。心を病んだ私のそのお友達は、本当に心の底から笑ったという。何度も、何度も笑ったそうだ。その時はそれでよかった。

でも、その翌日になってからが大変だった。心を病んで、笑うことなんてない、それこそひく~いモードでずっと来た彼女にとっては、繰り返し笑うことに身体がついて行けなかったようだ。ひどい頭痛に見舞われてしまい、何日か寝込んだという。私は彼女からそんな話を聞き、「あらららら・・・」と思った。

彼女の場合、数年通院していて、処方薬の安定剤も呑んでいたし、それにカウンセリングもずっと受けてきている。いきなり「右向けー右!」はできない。ゆっくり、少しずつ笑うのがいいのかもしれない。

昨日ご案内した眠れる予言者、エドガー・ケイシーさんは、平素、本当に笑い上戸だったそうだ。日本エドガー・ケイシーセンターの光田秀会長が、そう言っていた。エドガー・ケイシーさんは、我が子を失ったり、我が子が失明の危機に追いやられたり、あるいはご自分自身が失声症に見舞われたりして、プライベートでも、本当に大きな人生を歩んでいた。だから、エドガー・ケイシーさんは笑い上戸だった・・・と知った時、私は、「えー、そうだったのぉー?」と思い、ちょっと意外に思ったりもした。

リーディングを取る時に、エドガー・ケイシーさんは、自ら催眠状態に入るが、ご本人は、催眠中に話したことを一切覚えていない。そういったリーディング中の貴重な音声が、唯一残っている。2008年5月21日に公開。このユーチューブ動画(Hear Edgar Cayce’s voice giving an actual reading A.R.E. )を一般公開したのは、Edgar  Cayce’s  A. R. E.。米国バージニア州に本部を置くエドガー・ケイシー財団(Association for Research and Enlightenment, Inc.)のことである。

リーディング中のエドガー・ケイシーさん、こんなにもゆっくりとしゃべっていたのですね。寝言とは違い、しっかりした口調です。

リーディングを取るのに、エドガー・ケイシーさんの意識が残ったままだと、エドガー・ケイシーさんの身体に負担がかかるから、だから何かの力によって、意識が遮断されていたのかもしれないなぁー・・・と、私は何となくそんな風にも思った。

世界三大霊訓の1つとされているシルバー・バーチは、モーリス・バーバネルさんの身体を借りてしゃべる時、モーリス・バーバネルさんの潜在意識を使うと言っていた。細い糸を何本も操るかのようにして、シルバー・バーチはしゃべっていたそうだ。慎重にその操作している感じだった。そんな時にね、その肉体の持ち主が、あーだ、こーだと、いきなりしゃべり出したとしたら、どうなるのか・・・だ(実際にしゃべり出すことはなかった)。

これは私の推測だが、それによって、慎重に操作しているその糸が切れるかもしれない。そうなった場合、モーリス・バーバネルさんの肉体が、ダメージを受けないとも限らない。脳や意識、あるいは身体が特殊な状態になっている時は、それなりの配慮が必要なのかもしれない。

(完)

 カテゴリー : 社会 | 投稿日 : 2017年12月2日

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