【社会12】 ログハウスの天文時計  ~憧れの家と土地選び6~

先日の元旦(2016年1月1日)に見たそのニュースとは、静岡にある浜岡原発周辺で放射能が検出された・・・というニュースだった。それは、2011年3月11日の福島第1原発事故で飛んできた放射性物質の可能性が高い・・・ということなのだが、先月28日(2015年12月)に、その環境放射能調査の結果を、静岡県が公表したのだ。情報の出所は、インターネットの静岡新聞(2015年12月29日9時39分配信)で、静岡県原子力安全対策課は、いずれにしても健康への影響を心配するレベルではない・・・としている。

「県が大丈夫だって言ってるんだから、大丈夫だよ!」と、大抵の人はそう思うと思う。しかし、そういった情報も含めて、テレビでは報じないような色んな情報を、常に、配信し続けているウェブサイトがある。その1つが「真実を探すブログ」というウェブサイトだ。そこの管理人であるヤマダさんは、上記の記事について、こんなようなことを言っていた、これまでに何度も言ってきているが、福島原発事故で発生した放射性物質は、大きな山脈がある長野県中部から静岡県中部のラインできれいに止まっている・・・と。逆に言えば、そのラインよりも東側は、線量が高くても不思議ではなく、今回の浜岡原発の異常値も、この推測を証明していると言えるでしょうと、そうも言っていたのだ。

政府のSPEEDI(WSPEEDI)で作成された放射能汚染地図を見てみると、確かに、静岡県と長野県、そして佐渡島(さどがしま)をのぞく新潟県辺りまでが、汚染されているのが分かる。SPEEDI(WSPEEDI)は、文部科学省所管の財団法人である原子力安全技術センターが運用している。113億円もの巨額な費用を投じて開発された。気象条件や地形データーに基づいて、放射性物質の大気中濃度や被曝線量など、環境への影響を測定している。こういった線量の数値は、固定的なものではなく、変動するので、慌てる必要はないと思う。

ただ、総体的に見ると、私が随分前から転居を希望していた神奈川県の九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)周辺も、やはり汚染区域と言えそうだ。東北からは放射能汚染、そしてお隣の国の中国から、九州などはピーエム2.5の大気汚染や黄砂の影響を受けている。

こうした事を思うと、今後ログハウスを建てるのなら、ヤマダさんが言うそのラインを突破し過ぎない方がいいかもしれないなぁ~・・・と思った。きっと、時が教えてくれる。

(完)

 カテゴリー : 社会 | 投稿日 : 2016年1月7日

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