今年（2018年）の３月の中旬を過ぎた辺りから、突然はじまったくしゃみ、鼻水、目のかゆみ、本当にひどかった。きっかけは、キッチンで使った塩素系の漂白剤。いつもより多めに漂白剤を使ったこと、そしてすすぐ時に、お湯を使ってしまったのもまずかった。気化した塩素を大分吸ってしまった感じだった。大失敗！

肝臓に、何度かひまし油温湿布をし、そのうち良くなるだろう・・・と思っていたが、およそ３週間経っても一進一退を繰り返した。花粉が多く飛ぶ季節に入っていたこともあり、その影響もあったのかもしれない。

こうなってしまうと、スーパーなどの芳香剤売り場やペットショップでも、いきなり発作が起こり、本当につらくて歩けなくなってしまう。ありとあらゆるものが、アレルゲンのように感じた。

最後には、耳の最奥部は痛かゆいわ、鼻血は出るわで、「こうなったら、もうやるしかない！」と思い、鼻うがいを行った。遂に私も鼻うがいデビュー！　ハナノアという洗浄器具を使うと、簡単にできる（４０℃の塩水がおススメ）。意識や味覚もクリアーになるので、こんな事なら、もっと早く試せばよかったと思った。

その翌朝からは、ご飯（お米、パン、うどん、パスタなど）を全て外し、お野菜と生のフルーツを中心に食べ続けたところ、わずか９日で完治した。それからおよそ３週間が経過したが、今のところ、一度も再発していない。とても安定しているので、すごくうれしく思っている。

最初、自分の症状について、インターネットで色々と検索していくうちに、テンプルビューティフルの光田菜央子店長のウェブサイトに辿り着いた。

驚いたことに、菜央子さんは子供の頃、しょっちゅう鼻をかんでいたという。学校から家に帰ってくると、まず真っ先に「チーン！」を鼻をかみ、そしてティッシュを小さく丸めて、それを鼻に詰めていたそうだ。これには本当に驚いてしまった。しかもお菓子作りが大好きで、１週間に１回は、何かしら作っていたそうだ。

ところが今は、花粉症知らずで、花粉がどんなに「ビュンビュン」飛ぼうが、全然へっちゃらみたいだ。「さすがー」と思い、私は思わず笑ってしまった。そりゃ、笑うよー。こっちは花粉に追い討ちをかけられて、目まで激しく充血しちゃってるんだもん！　差がありすぎ！

それで、私は「よし！　じゃ、いっそのこと、穀類（お米など）を全部外しちゃおう！」と思った。正に、心地よい風が吹いた瞬間だった。

鼻うがいをやってみるとわかるが、あれは一時的な効果はあっても、根本的な解決にはならないような気がした（私の症状の場合ね）。それで、トリプルブロックでいくことにした。

何かを決断するにしても、意識を高めておくと、事がうまく行きやすくなる。そういう意味で、菜央子さんの記事、本当によかった。

意識を高めるコツは、自分自身の心に響くかどうか・・・を見極めることなのかもしれない。私はそんな風にも思った。

（完）