先週(2016年8月中旬頃)に、「家電製品の無料回収のお知らせ」が、我が家の郵便受けに1枚入っていた。A4サイズの普通のコピー用紙で、その詳細が表と裏に印刷されていて、下の方には会社名や連絡先もちゃんと書いてあった。「雨天決行、予約不要」と記されてあり、壊れていても大丈夫なのだという。
回収日は既に決められていて、赤の水性ペンで、日付けが手書きで記入されていた。我が家は集合住宅なので、1階の集合郵便受けの周辺に、その当日の朝9時までに出しておいてください・・・とのことだった。回収業者は、民間の業者さんのようだった。
パソコンが今ほど普及する前の時代に買ったワープロが、我が家には2台ある。随分前に買ったものだが、1台は壊れていて、もう1台はまだ使える状態だった。ただ、液晶画面が小さくて、画面が薄暗く、しかも動きが遅い。パソコンを購入してからは、もうワープロを使うことはなくなったので、これまでに知人や友人に聞き、そのワープロの引き取り手を探したが、誰もおらず、すっかり時代遅れを感じた。
でもまだ使えるので、長い間ずっと処分できずにいた。「リサイクルショップに売れば?」と思うかもしれないが、電化製品の場合、製造から5年以内のものが目安になるので、どこのお店も買い取ってはくれない。
そんな矢先に、先週、そのチラシを手にしたのだ。「よし、チャンスが来た! ワープロ2台を処分しよう!」と思った。ところが思わぬ展開になった。
(続く)