【霊的世界64】 お釈迦様やお釈迦様のお弟子さんたちの空中浮遊 ~瞬間移動も出来た~ パート2

ネパールの僧侶が宙に浮く動画をご覧になったS先生は、まずこんな事をおっしゃった、上座部の人は、普通、お数珠を持たないんですけどねぇー・・・と。

僧侶とお数珠はセットだと思っていた私にとっては、意外なお答えだった。上座部とは、小乗仏教のことである。

仏教が世界に広まって行ったルートは、主に3つあるという。

  1. 当時の僧侶のスタイルや戒律をそのまま継承したのが、スリランカ、タイ、カンボジアなどの南伝仏教(小乗仏教)。
  2. 中国から朝鮮、そして日本へと伝わったのが、北伝仏教と言われ、これが主に大乗仏教と言われる。
  3. 密教はチベットなどに伝わり、真言密教は中国・日本などにも伝わった。モンゴルはチベット密教。

お釈迦様はお数珠を持たなかったそうだ。お釈迦様=インドとか、仏教=インドと思われている方もいるかもしれないが、そもそもお釈迦様が誕生されたのはインドではなく、ネパールなのだ。

お釈迦様は、今のネパールで生まれ、布教は主にインド北東部だったこともあり、それで、何となくそのように認識している人もいるのかもしれない。

お釈迦様が生まれたのはネパールだから、だからネパールは仏教国だと、私は何となくそう思っていた。ところがそうではなかった。

S先生が調べてくださったのだが、ネパールは、多くはヒンドゥー教徒。仏教徒が10%くらいで、意外と少ない。仏教の中では、主にチベット密教系が多いようですね。しかし大乗仏教もあります。・・・というか、後世にチベット密教が流入しました(逆輸入)。大乗(仏教)があるとすると、(ネパールの浮揚僧侶が)お数珠を持っていてもおかしくないかぁー・・・と、S先生はそうもおっしゃっていた。

小乗仏教の国に、S先生は僧侶として、かつて行かれたことがあった。なので、私は今回お電話を差し上げた後に、メールでS先生にこうもお聞きしてみた。そういった国に行かれた時に、「お数珠を持って行かれたのですか?」と。すると、S先生はお数珠を持って行かれたという。相手国の人達に、「それは何ですか?」って言われなかったのでしょうか・・・と、更にお聞きしてみた。すると、S先生は、特に何も言われなかっですねぇー・・・と、そうおっしゃっていた。

S先生がそういった国に行かれていた時の写真を、私はかつて見せていただいたことがあった。ある1枚の写真を見て、私は本当に驚いてしまったことがある。その写真に写っていたのは、頭が丸坊主の、現地のお坊さんばっかりだったのだ。私は思わず「え、何これぇー! お坊さんばっかりぃー!」と言ってしまった。一度にたくさんのお坊さんを見ると、結構、「オ―」と思う。迫力あるよぉー! すごいよー!

(続く)

 カテゴリー : 霊的世界 | 投稿日 : 2017年9月24日

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