温泉に関する医学的研究は、日々進んでいる・・・とおっしゃったのが、内科医の森田豊先生。科学的根拠も出てきているので、将来、温泉が癌治療の、1つの大きな柱になる可能性もあると思う・・・と、森田先生はそうもおっしゃっていた。劇的に入浴することによって、癌が治るというわけではないと思うんですが・・・とおっしゃりながらも、癌患者さんが集まるので、コミュニケーションを取り合いながら、精神的にも支え合い、様々にポジティブな方向に働いている・・・ということのようだ(ユーチューブ動画:「2016 駆け込みドクター! 玉川温泉」参照/24分52秒辺りから37分36秒辺りまで )。
前回ご案内したのは、玉川温泉。玉川温泉と新玉川温泉は、2kmほど離れて建つ姉妹館。どちらの施設も、同じ源泉から湧出する温泉を使用している。玉川温泉の方がより源泉に近い。
玉川温泉は、中・長期の湯治を希望される方が多い。殆どの客室には、トイレ、TV、冷蔵庫等がないシンプルな造りになっている。
一方、新玉川温泉は・・・と言うと、主に短・中期の利用者が多い。客室は、全室トイレ、TV、冷蔵庫等が完備された快適な造りで、館内には、温熱浴設備や露天風呂も設けられている。
玉川温泉の方には、自炊部もあって、施設内に自炊できる共同キッチンがある。お食事代が含まれないので、その分宿泊費が安くなる。ただ、一般の交通機関を利用して来た人には、ちょっと不便かも。宿泊施設の周辺には、レストランはなく、最寄りのコンビニまで60分かかるという。宿泊施設内に売店はあるが、そこで全ての食材が手に入るわけではない。都市部に住んでいる感覚で、「行けば何とかなる!」と思って行くと失敗するので、自炊部を選択される場合は、確認や準備をお忘れなく。
「もう少し別の宿泊施設も見てみたい!」という方は「じゃらんnet」がおススメ。国内最大級の旅行に関するサイトだけあって、情報がホント豊富! 同サイト内の検索窓に、「玉川温泉」と入れてみる。次の画面で、エリアを「東北」→「青森」という順に限定すると、さらに絞り込める。フォトギャラリーもあるので、イメージしやすい。
(完)