ついこの間まで、(日本国民が)がんになる割合は3人に1人って言ってたよねぇー・・・と、私はそう思った。ところが今は、2人に1人だと言われている。
これって、がんになるのは、私じゃなきゃ、あなた、あなたじゃなきゃ、私・・・ということになる。「そんなにスピードアップしているの?」と思いきや、これは私のちょっとした思い違いだった。
国民の2人に1人は、一生のうちに1度はがんにかかり、3人に1人はがんで亡くなる・・・というのが正しかった。
今の時代、遺伝子検査で、がん等になるリスクを簡単に調べられる。
わざわざ病院に行く必要がないのもうれしい。検査方法は唾液採取などで、しかも郵便や宅配で送れる。
受けるのはいいが、ただその結果を知るのは、やはりかなりドキドキすると思う。1980年代初頭には、国内で、がんが死因の第1位になったことを思うと、そういった検査を受けつつも、とにかく生活習慣をしっかり見直すことが大事かな・・・という気持ちになる。
病院で、普通の健康診断を受けて問題がなければ、大抵の人は「セーフ!」と思う。そして「本当は、そういうものを食べたり、飲んだりしない方がいい」とわかっていても、「ま、いいっか! セーフだったし・・・」という気持ちには勝てない。食欲って、どうもそういうものらしい。
でも、いざがんになったら、そこから食習慣などを変えていく必要がある。長年慣れ親しんできた習慣を変えるのは、結構きついと思う。
そういった遺伝子検査は、ある意味、とても説得力があるので、「わかっちゃいるけど、やめられない!」というような食習慣に陥っている人には刺激的だが、でもいい軌道修正になるような気もする。ひと口に、遺伝子検査といっても色々あるが。
人体は小宇宙だと言われている。小宇宙に耳を傾けた時、そこから声なき声が聞こえてくるのかもしれない。
下記のユーチューブ動画は、なかなかわかりやすい。私は2回も見てしまった。タイトル:とくダネ遺伝子検査特集『子供の能力遺伝子検査』 管理者:ALPRON LABOさん
(完)