加齢と共に「メラトニン」の分泌量は減っていくそうです。つまり、誰もが夜寝付きにくくなるということ。私は不眠症ではなく、特に持病もないのですが、「メラトニン」を購入しました!
これはお薬ではなく、ただのサプリ。2021年9月からずっとメラトニンを呑んでいます。およそ2年7ヶ月経った今でも特に問題ないので、もうずっとこれを服用しています。服用後、いきなり睡眠に引き引きずり込まれるわけではないですし、朝も自然な目覚めなので、いい感じです。
私の場合ですが、最初は半錠(1.5㎎)からスタートしました。夜寝る前の空腹時に「ポキン!」と指で錠剤を二つに割って、その半錠だけをお水と一緒に呑むだけです。中央に1本の線が入っているので、簡単に割れて便利です。服用後はすぐに横になる。たったこれだけなので、楽でいいと思いました。
三上内科クリニックによると、最初は1~2mgから開始するのが無難だそうです。それでも熟睡できないようなら徐々に量を増やして、20mg程度までは全く問題ありません、と記述されてありました。
「20㎎? そんなに呑んでも大丈夫なの?」と私はそう思い、この記事には少し驚いてしまいました。
カットするのが面倒というのもあり、私は半錠(1.5㎎)の服用ではなく、現在は1錠(3㎎)のメラトニンを夜寝る前(空腹時)に呑んでいます。私にとってはこれぐらいでちょうどいい感じがしました。眠りに入る感じも、朝、目が覚める感じも、どちらも自然だからです。
メラトニンを1錠(3㎎)服用した後に、「あれ? 今日はちょっと寝付きが悪いな・・・」って感じた時には、追加でもう1錠(3㎎)を服用したことはありますが、いずれにせよ、その後の入眠も朝の目覚めも自然です。
私の場合ですが、1日1回に呑むメラトニンの量は、過去最高で2錠(3㎎×2錠)です。でもこういうことは滅多になく、それ以上を呑んだことがないのでわかりませんが、基本は1日1回就寝前に1錠(3㎎)を呑めば充分です。それだけに「20mg程度までは全く問題ありません」という上記の記事には、さすがに驚きました、本当に。
ただ、メラトニンは血圧を下げる作用があるので、自己判断で高用量のメラトニンを服用する時は、気を付けた方が良さそうです。
それと、メラトニンの効用を充分に発揮させるために、ビタミンCと一緒に呑むといいそうですが、私は面倒なので、メラトニンだけで呑んでいます。
メラトニンは普通の食品からも摂れますが、元々(メラトニンは)体内にあるものなんですね。加齢と共に足りなくなったメラトニンをサプリでちょっと補う。ただそれだけの話なのです。
メラトニンは脳内の松果体というところから分泌されるホルモンです。ホルモンとは細胞間の伝達物質のこと。このメラトニンの分泌量がピークを迎えるのは、なんと10歳前後だそうです。
「えー!」ですよね。グラフやイラスト入りで、こちらの「加齢と共に減少するメラトニン」がわかりやすいです。おススメのサイトです。
ともあれ大人になればなるほど、夜、眠れなくなるのは自然なことなのです。じゃあ、自然の摂理で夜眠れなくなるのに、そんなサプリなんかで補っていいの? 身体に悪くないの?って、人はそう思うのかもしれません。だから私も最初、調べに調べました。
結論から先に言うと、呑んでも大丈夫そうだ、呑んでおいた方がいい・・・とわかったから、呑みはじめたわけです。そもそもメラトニンは、お薬じゃないのです。ただのサプリ。今私が服用しているメラトニンもサプリです。
メラトニンの副作用については下記の映像内で石黒成治先生(外科医)がわかりやすく解説してくれています(12分01秒~12分20秒)。私の場合、この映像がメラトニン購入の最終的な決め手になりました。再生ボタンを押すと、12分01秒からはじまります。
米国では、メラトニンはその辺のドラッグストアなどで普通に売られていて、簡単に誰でも購入できるそうです。米国ではメラトニンは「栄養補助食品(サプリ)」だからです。
日本は自ら命を絶つ人が多い国ですよね。まずはしっかり眠ることです。寝ている時に成長ホルモンが分泌されて、身体の悪いところを修復してくれるのです。だから、夜はしっかり眠る必要があるのです。夜の10時から夜中の2時までのこの4時間が、最も成長ホルモンが分泌されるそうです。大事なんですね、この4時間が。
夜、眠れないのはやっぱりつらい。職場に気が合わないのがいたり、あるいは癌など闘病中の人なら尚更ですよね。突然、被災に遭って、避難所の集団生活の中で、夜、普通に眠れますか・・・って話なのです。愛する家族との別れもそうですよね。
だったらその時に病院に行けばいい・・・って思うかもしれませんが、そもそも日本では大人用のメラトニンは取り扱いがないのです。病院の普通のお薬の方が効くように思うかもしれませんが、処方薬(安定剤等)が身体に定着・安定するまで、かなりしんどい思いをすると聞いたことがあります。
何が起るかわからない。だから私はメラトニンを購入したのです。
メラトニンはビタミンCと一緒に摂るといいそうですが、ただ・・・ビタミンC(サプリ)を普段から摂っていると、男性の場合、尿管結石になりやすいという報告があるそうです。普段からそんなに摂ったらダメですよ!って話です。これは先の石黒先生からの情報です。
それと、柑橘系は穀類(お米、パン、うどん、ラーメン、パスタ等)との相性が悪いので、前後2時間はしっかり時間を空けた方がいいそうです。消化不良の元になり、場合によってはお腹を壊すこともあるという意味です。
特に穀類の小麦粉は姿を変えるので要注意です。アメリカンドックや中華まん、餃子やシュウマイの皮、お好み焼き、たこ焼き、もんじゃ焼き、それにソフトクリームのコーンやアップルパイなどのお菓子やケーキにも、せぇ~ぶ小麦粉が使われているのです。
ともあれメラトニンとビタミンCを一緒に摂るにしても、必ず空腹時です。
メラトニンはビタミンCの10倍強い抗酸化物質だと言われており、航空宇宙医学の専門医リチャード・ニール博士がメラトニンの驚くべき有用性についても述べています。Alzhacker(アルツハッカー)さんがX(旧ツイッター)で同博士の発言を翻訳しました。
メラトニンは今の流行り病にも対応している・・・というのも、なんかわかる気がしました。
(完)