私、この紅法華を最初に目にした時、「ほっけって、法華経の法華でしょう?」と思い、その商品をながめているうちに、いつの間にか「お魚のホッケを法華と書くんだ」と、なぜかふと、そう思い込んでしまったのです。
あとで気づいたのですが、お魚なのですから、漢字で書く場合、部首にさかなへんがつくはずなのです。「でもなんか変だなぁ~・・・」と思い、インターネットで調べてみました。
さかなへんに花。案の定でした。
この字を見てはじめて、お魚のホッケと法華経の法華は漢字が違うと、やっと気づいたのです。(^^ゞ
それが不思議なことに、その時はまるでトランス状態に陥っていたかのようだったのです。冷静に考えればわかることだったのに、あとで笑ってしまいましたよ、本当に。こんなことって、あるのですね。
産地は北海道の礼文島(れぶんとう)。北海道の利尻島(りしりとう)の昆布も使っている。礼文島も利尻島も北海の最北端の、ちょい西側に位置する島なので、日本海側産ってことです。へんな添加物が入っていないのもうれしい!「ものはいい!」と、私はそう判断しました。
買った人の話によると、つまり、購入者レビューで気になったのは「生臭い!」と書き残した人がいたのです。しかもその人、北海道出身者。高評価の方が多い中、意外でした。
お魚の臭いが強い場合、つまり煮付ける場合、その下処理として熱湯に一度くぐらせてから、氷水に浸すといいですよ。氷水に浸すのは身を引き締め、その後の煮崩れを防ぐためです。
それはそうと、「ホケ経」のことを、間に小さな「ッ」を入れて「ホッケ経」と、私の家族がそう言ったことがありましてね。
そこから転じて「紅法華」をなんやかんやと、私は勘違いしてしまったのです。でも、今調べてわかったのですが、ホッケ経という読み方でもいいのですね。この年まで知りませんでした。
(完)