【社会21】 熊本大地震と放射性物質 ~阿蘇山大噴火の兆候とストロンチウム~

この間の14日木曜日(2016年4月)の夜9時26分頃に発生した大規模な熊本地震後に、震源地付近で、放射性物質が検出されたそうだ。その量が10倍から30倍に増えている・・・という詳細な情報が、今、インターネット上を駆け巡っている。正直、かなり驚いた。大丈夫か、熊本県民・・・と思った。

そして、その3日後の17日(2016年4月)の日曜日、お昼の1時頃に、今度は同県内の阿蘇山のカルデラ内で、大規模な地震が発生したそうだ。M4.4だが、地表から深さわずか100メートルのところで発生したため、震度7レベルどころではないそうだ。震源がそのように浅いと、振動がより激しく地表に伝わる。そのため被害も大きくなるのだ。

しかも、まずいことに、16日(2016年4月)の地震で、阿蘇山の地震計、傾斜計が壊れてしまい、それが火山性の地震なのかどうかもわからない状態だそうだ。

あまりマスメディアでも取り上げられていないが、関東近郊の病院に通う患者の2人に1人が、今、ストロンチウムに汚染されているそうだ。人体が放射性物質に汚染されている・・・ということである。この衝撃的なニュースが流れたのは、先月3月14日(2016年)17時42分のことである。ご興味のある方は、フェイスブックの「神原将さん」の記事をご覧いただきたい。その記事のシェア数は、既に210件を超えている。

このストロンチウムは、カルシウムと性質が似ているため、体内に入ると骨に蓄積されやすい。半減期はおよそ30年といわれている。ストロンチウムに汚染されると、白血病や骨の癌などの病気を発生してしまうそうだ。

先月上旬(2016年3月)から、突如と、私はひどい腰痛に見舞われた。現在でも治療中だが、先月にこのニュースを知った時、腰痛で骨系なので、私も既にその放射性物質に汚染されていて、だから腰痛になったのかもしれない・・・などと思い、そしてこうも思った、私はもしかしたら白血病とかの骨の癌なんじゃないか・・・と。当初、私はかなり気にしたのだ。それで、漢方の先生に相談してみたところ、症状や経過をみても違うし、100%とは言わないまでも、恐らく大丈夫だと思う・・・とそう言われたのだ。その一言が聞けたお陰で、幾分と肩の荷が下りた。

・・・とは言え、熊本の地震も、そして私の腰痛の治療もまだ続いているので、細心の注意を払いながら、今崖っぷちを歩いているかのような気持ちになる時もある。熊本近郊の人たちみんなが、それこそ身も心もずっとご無事でいてくれたら、この上なくうれしく思う。

(完)

 カテゴリー : 社会 | 投稿日 : 2016年4月24日

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