【飲食物52】 お米の備蓄「真空パック詰め」なかなかいい! ~室温20度からが危ない!~

「お米は濡らすと虫が湧く」と、私は長いことそう思っていた。なので、ご飯を炊く時、手が完全に乾いている状態で、お米の計量を行っていた。でも、お米に虫が湧くのは、どうもそれだけではなさそうだ。キッチンシンクの下にお米を収納しているご家庭は多いが、ここが一番、危険な場所のだそうだ。水道の湿気と適度な熱がこもり易いからだと言われている。

東日本大震災があってから、家では、お米をはじめ、長期保存が利く食材を備蓄するようになった。

近所の農協へお野菜などを買いに行った時に、店員のお姉さんにお聞きしてみたところ、お米に虫が湧く原因は、どうも精米機らしい。定期的に精米機を洗浄しておくことが大事なのだという。そこから精米後のお米に卵が付着してしまうことがあるという。農協では、精米機をしっかり洗浄しているそうだ。

稀に、米粒の中に卵が産み付けられていることもあるらしい。こういう場合、密閉容器に入れておいても、低温で保存しない限り、孵化を避けることは難しいらしい。

孵化する温度は、高温20度~)と、お米袋の裏にそう書いてあったのを見た時、私はこう思った、「え? そうなの?」と。「今室温、どのくらいあるんだろう・・・」と思い、温度計を見たら(今年5月の話)、な、なんと、22度をちょっと超えていた!「あ、あぁ~・・・!」と思った。

お米を買うと、普段なら数日以内にさばくが、今回は時間が空いてしまった。私は慌ててお米を確認した後、小分けにして、一気に真空パック詰めにした(間に合ったぁー!)。

今回は、お米を少しペットボトルで保存してみることにした。初めてなので、どうなるかはわからない(大丈夫でした!)。

お米の真空パック詰めはすごく丈夫で、優に1年はもつ(それ以上かもしれない)。その状態で夏場、室温が30度を超えても、備蓄米から虫が湧いたことは一度もない。

私の知り合いで、布団圧縮袋にお米を入れて、それで掃除機を使って空気を抜いている人がいる。すごくいい方法だと思った。この方法を知り、私はすぐに見に行ったが、100円ショップで、進化した衣類圧縮袋バルブ式)を見付けた。1つ200円だった。「これはいけるかも・・・」と思った。

普通の真空パック詰めだと、開封する度に数センチずつ袋が小さくなっていく。ここがデメリット。でも、使用用途に応じて袋を好きなサイズにカットできたり、袋を洗って繰り返し使え、耐熱・耐冷温度がしっかりしていることなどがメリットになる。

もしかして・・・と思い、インターネットで調べてみたところ、付属品のポンプがセットになった衣類圧縮袋を見付けた。袋が大きいので、5kgのお米ならそのまますっぽりと入る。何より小分けする手間が省けるのはうれしい。こういう圧縮袋でお米を保存するのもいいかもしれないなぁー・・・と、私はそう思った。

(完)

 カテゴリー : 飲食物 | 投稿日 : 2018年7月20日

【広 告 (Advertisements)】