千賀一生(ちがかずき)さんは13歳の時に、そういった北枕のことがあったのだが、私はその「13才」という年齢に、ふと、1つの転機を感じた。「13」という数字は、占星学上では、海王星を表すのだ。海王星は、霊的な力を秘めた星なので、「恐らく、この時期辺りから千賀さんはなんらかのエネルギーを受けていたのかもしれないなぁ~・・・」と、そんなふうにも思った。
何かの話の流れで、私は千賀さんにこうもメールでお知らせしたのだ、「野菜はできるだけ、今、自分が住んでいる家の庭、もしくは、近くの土地で採れたものを食べなさいと、エドガー・ケイシーさんがそう言ってましたよぉ~・・・」と。どこで採れようが、野菜は野菜だし、そもそもお腹の中に入っちゃったら、みんな同じだと思うかもしれないが、どうもそういう事ではなさそうだ。遠方からトラックで運んできたようなものは、恐らく身体に共鳴しないんだと思う。こっちで太鼓を鳴らすと、あっちでも太鼓を鳴らす・・・という具合で、千賀さんが、また驚いて私にメールを書いてよこしたのだ。私は千賀さんからのメールを読んで、私まで驚いてしまった。「誰もが驚くような、あのようなすごい本を書ける人はやっぱり違うなぁ~・・・」と思ったのだ。その返信とはこういうものだった。千賀さんは子供の頃、ご自宅前の畑で親御さんが野菜作りをしていたそうだ。千賀さんは幼少の頃から毎日のように野菜作りを手伝っていたので、千賀さんが小学校に入学するまでには(千賀さんは)一通りのお野菜を作れるようにまでなっていたそうだ。お野菜もそうだが、海藻や貝、魚なども殆ど近くの海から直接捕ってきたものを食べていたとのこと。本当に見事だと思った。なぜならエドガー・ケイシーさんは、肉を食べるなら、できれば魚介類か、鶏肉やラムであることが望ましいと、そうも言っていたからだ。ただ皮膚に問題がある人は、貝類、エビ、カニ類を食べないようにと言っていたので、それなりの条件もある。
「頭がまだ柔らかい、それこそ育ち盛りの時に、エドガー・ケイシーさんがおススメするそういったお野菜や魚介類を食べて大きく育ったのだから、そりゃね、人よりもずば抜けた感性や才能を開花させるわけだぁ~・・・」と、私はそうも思った。勿論、ご本人の努力や意識もあったとは思うが。
千賀さんの「ガイアの法則」を読んだ時、「これは絶対シリーズ本が出るぞ!」と、当初から私はそう思っていた。直勘である。このことを私は自分の家族に言っていたのだ。「もし出なかったら、読者なり、出版社が黙ってないだろう・・・」と、私はそうも感じたのだ。案の定だった。
「ガイアの法則」の発売日からおよそ2年後の2012年2月2日に「ガイアの法則Ⅰ・Ⅱ」が発売になった。2冊同時発売だったので、その達成感も人知れず大きかっただろうと思う。
(続く)