【夢解釈8】 スイーツの森 ~りんごの夢~ 実りある結果2   

私の睡眠時のその夢の中で、グルメツアーの最後に立ち寄った場所は、ケーキ専門店だった。透明な観音開きの厚手のガラス扉を開けると、そこはケーキ専門店だった。左手に冷蔵状態を保った小型のショーケースがあった。その中には、小口切りにしたシュトーレンとシフォンケーキがたくさん陳列してあった。

シュトーレンとは、ドイツの伝統的な菓子パンで、ドライフルーツやナッツが練り込まれており、表面には粉砂糖がたくさんまぶされている。フルーツの風味が少しずつパンに移っていくので、クリスマスを待つ間、少しずつスライスして食べる習慣がある。

シフォンケーキとは、スポンジケーキの一種で、中央に円柱の穴が1本開いている。絹のような滑らかさと軽い食感が特徴である。

そのショーケースの右手に配置されたメインの大型冷蔵ショーケースの中には、直径20センチ位の円形のパイが、6等分か、8等分にカットされた状態でたくさん並べられていた。売っていたのは、パイだけだった。

ところが、それらのパイは全て表面がパイ生地で覆われていたので、何のパイなのかよくわからなかった。店員さんに聞こうと思って上体を起こすと、目の前のショーケースの向こう側に、パティシエの白いユニフォームを着た男性が1人立ってた。感じからして、イタリア人のように見えた。

私は日本語で話しかけてみたが、返って来た言葉は、一言か二言の外国語で、さっぱりわからなかった。致し方なく、見た目と勘で買うことにした。いちご系、レモン系、クリームチーズ系らしきパイを、家族でまとめて買った。それらを箱に入れてもらった。夢はこれでおしまい。

(続く)

 カテゴリー : 夢解釈 | 投稿日 : 2015年11月10日

【広 告 (Advertisements)】