【夢解釈57】 ご住職のS先生と一緒に私の実家に行ったのはいいが・・・

2022年1月4日(火)の明け方に私が見た夢です。その初夢に出てこられたのは、これまでにもお伝えしてきたご住職S先生です。全貌は以下の通りです。

S先生と私は、私の実家の居間でテーブルを前に2人で横に並んで座っていました。その居間は和室で、大きなお仏壇がありました。お仏壇の直ぐ近くに座ったのは私で、S先生は私の右手に座っておられました。お仏壇はいつもと違って、黄金色で溢れていました。とても華やかでした。

すると私の背後にあるスライドドアが開きました。その和室に入ってきたのはでした。ところが父は和室に入ってきた時からとても不機嫌をしていたのです。

私は慌てて立ち上がり、S先生に片手をかざして、そして父にこう言ったのです、「この方を誰だと思ってるの?」と。父は無言でした。続けて私はこう言いました、「日蓮宗ご住職だよ」と。父は「ハッ!」と何かに気づき、そして父の態度が一変したのです。「今日はこれから祈るからね」と、私は父にそう言うと、父も一緒に祈るつもりでいました。

この時、顕在意識の私がほぼリアルタイムで「日蓮宗のご住職ではなく日蓮宗のY寺のご住職だよ」と、夢の中の私にそう教えようとしていました。でも、そこまで厳密に言っても私の父はわからないと思ったので、顕在意識の私はそれを言うのを止めたのです。でも、夢の中の私は顕在意識の私のその思いをきちんと認識していたのです。

つまり、顕在意識の私夢を見ている時の私も「私は私同一人物)」と、そう認識していたという意味です。夢解釈を行うようになってから、このように2人自分出てくることが多くなったのです。

それはそうと、その時私の母は2階のお部屋にいて、祈りに参加するつもりで着替えていました。

すると、私の実家の玄関の外で、なにやら人がいて、騒がしい感じがしたのです。私は様子を見に行ってみることにしました。するとそこにいたのは、30才代位の男女のカップルでした。全く知らない人です。

そのカップルは千鳥足だったので、酔っているんだと、私はそう思ったのです。私は玄関扉の横にあった窓ガラス越しから、彼らに優しくこう言ったのです、「時間も時間ですし、申し訳ないのですが、お引き取り願いませんか」と。

優しく、それこそ丁寧に言ったにも関わらず、私から見て右側に立っていた女性が、突然怒りはじめたのです。その時、玄関扉は施錠されていたのですが、玄関扉に数ミリぐらいある隙間から、その女性が「スーッ!」と片手を伸ばしてきて、そして家の中にいた私の手を掴んだのです。彼女手だけが施錠された玄関扉の隙間から家の中入ってきたという意味です。

その女性は人間の姿形をしているけど、人間ではなくなんだと、夢の中の私はその時になってようやくその事に気づいたのです。

私は反対側の手で彼女の手の甲を摩りながら、「わかった、わかった、もういいから、ごめん、ごめん・・・」などと言い、その女性を慰めたのです。ところが彼女の怒りは一向に収まらなかったのです。

こりゃもうダメだ!」と思いました。それで私は玄関にあった固定電話で警察に通報し、すぐに来てほしいと伝えました。その時対応してくれたのは若い感じの男性でした。とても丁寧な口調でした。感じがよかったです。

その電話が終わっても、それでもなおその女性は私の手を放さなかったのです。と言っても、彼女の手は私達人間同じ手感触でした。

S先生に事情を話そうと思って私が振り返ったら、S先生はキッチンで小麦粉を食べていたのです。よく見ると、キッチンテーブルの上には、口が開いた茶色い紙袋やプラスチックバッグなどが、所狭しと置いてありました。S先生はそういった物陰に隠れた状態で小麦粉を食べていたのです。

S先生は私の呼びかけに気づくと、私の方に近づいてきました。そしてよく見たら、なんとS先生の口の周り白い粉だらけだったのです。私は笑いたいのを必死でこらえました。

片や私の手を放そうとしないその女性はずっと怒ったままだったのです。その女性はずーっと怒ってましたよ。S先生はご自分の口の周りが粉だらけだということに気づいていない様子でした。はこれでおしまいです。

夢から覚めた私は、あまりにもリアル感があり、どうしてもそれなりに解明したいと思いました。自分なりに納得のいく答えがほしかったのです。そこで私はすぐにS先生にメールをお出したのです。そのメールで夢の内容を伝え、自分なりの解釈も書いてS先生に送ったのです。

まずメールを送信した直後に私がふと気づいたのは、亡くなった私の実父の命日が近づいていたということです。

細かいところはともかく、初夢解釈こうです

玄関扉の外で千鳥足だったあの2人は酔っていたのではなく、浮遊霊のようにさんざ彷徨ったあげく、やっと私の実家に辿り着いた。目的私達一緒祈ること。「救われたい!」という切なる思いがあったからこそ、一緒に祈りたかったのでしょう。なのにいきなり私に追い返されたから、警察を呼ばなきゃならないほど、収拾がつかなくなってしまった。飛来してきたチャンス二度とない。だから千鳥足2人でやってきた・・・ということなのでしょう。

小麦粉アメリケン粉のことで、つまりメリケン粉のことです。メリケン粉とはアメリカで作られた小麦粉のことです。「小麦粉を食べる」の「食べる」とは、「試す」と言う意味です。つまりアメリカで試す時が来たという意味です。

実は最近、S先生はハワイ大学で講義を行ったそうです。これを知った時、「小麦粉の意味はこれだったのかぁ~・・・」と、私はそう思いました。

それはそうと、その講義で、S先生は学生さん達の前で「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経・・・」と唱えたそうです。唱題とは「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経・・・ 」とそのお題目だけを一心に唱えていくことです。

たかが南無妙法蓮華経でしょ!」とそう思うかもしれませんが、唱えるといっても、普通の声で普通に唱えるわけではないのです。それこそ「どこから声を出しているのですか?」とお聞きしたくなるほどなのです。

私なんて生で初めてS先生の唱題をお聞きした時は、驚いちゃって、驚いちゃって、「唱題とやらを一度お聞きしてみたいのですが・・・」などと面と向かってS先生にそう言ってしまったことを、とても後悔したのです。あまりにも恐れ多すぎたからです。

そんなS先生ハワイ大学南無妙法蓮華経唱えたと聞いたからには、私としてはどうしても現地学生さん達反応知りたかったのです。その時、電話でS先生とお話したのですが、S先生のお話によると、南無妙法蓮華経唱えた後学生さん達から質問次々飛んできたそうです。要するに、大反響だったのです。アメリカはキリスト教徒が多い国ですが、それでも心に通じる何かを彼らは感じ取った・・・ということなんだと私はそう思いました。

癒やすべき時にきちんと癒やしておかないと、あの浮遊霊のように玄関扉の隙間から手を突っ込むことになる。S先生はアメリカで試す時が来た飛来してきた良いチャンスは二度とない 。私にとってこれが一番しっくりくる夢解釈だと思いました。

(完)

 

【ご案内】

日本の代表的な食べ物と言えば、これ、無添加の梅干し自家栽培の南高梅天然塩だけで作られています。農家さんから直接買い付けるので、送料を支払ってでも近所のスーパーより安いとわかり、購入を決めました。しょっぱいというよりすっぱい梅干しです。すごく濃厚美味しいですし、「これのどこがつぶれ梅なの?」って感じです。いいですよぉ~。お見逃しなく!

 カテゴリー : 夢解釈 | 投稿日 : 2022年1月17日

【広 告 (Advertisements)】