眠れる予言者エドガー・ケイシーさんによると、1日のお食事を、野菜・フルーツで8割を摂り、残りの2割のうち1割は穀類、そしてもう1割は、肉類で摂るといいそうだ。
つまり、1日に食べたり飲んだりするものを、8割がアルカリ性食品で摂って、2割は、酸性食品で摂りなさいということ。
このことがわかると、いかに私達人間は、酸性食品を取り過ぎているかがわかる。
でも、あれもダメ、これもダメ・・・と制限ばかりしていると、息が詰まる。私はよくても、家族が、それじゃもたない。
何かを作るにしても、ワンパターンになってしまうことが多い。その辺で売っているレシピ本や、インターネットで調べたレシピを見て作っても、手間暇かけたわりには、味に当たり外れがある。
色々と調べて、色々と作るうちに、「どうも、上沼恵美子のおしゃべりクッキングが美味しいぞ!」と思うようになった。味に外れがないのがうれしい!
テレビ朝日系列で、平日の午後1時40分から放送されているお料理番組のレシピです。その番組にご出演されているシェフは3人いて、ジャンルは、和食、洋食、中華に分かれている。たまに、スイーツの作り方が放送されることもある。
そのお三方は、どこからどう見ても、プロのシェフのように見える。なので、私は長いこと、彼らはご自分のお店を持ったプロの職人さんだと思っていた。でも、実際はそうではなく、大阪あべの辻調理師専門学校の教授軍だった。
どちらにせよ、やはりプロが考えたレシピとあって、そりゃ、もう、ウルトラCレベルで仕上げていく。「えー、そういう調味料の配合で、こういう味になるの? すごいやー!」と、私は、何度驚いたかわからない。どれを作っても美味しいし、味に外れがない。見事だと思った。
そのレシピ本の購入者レビューをアマゾンで見たところ、私が思っていたのと同じような事を書き残している人が結構いた。「思うことは、みんな一緒だなぁー・・・」なんて、私はそうも思い、なんだか楽しい気持ちになった。
どれを作っても美味しいし、味に外れがない・・・と言っても、レシピに表記されている調味料で、適量と書かれている場合がある。こういう場合、実際に番組でその手順を見ていないと、その加減が、なかなかわかりづらい。
そういった事はともかく、エドガー・ケイシーさんの教えをたまには忘れ、この間、久し振りに上沼恵美子のおしゃべりクッキングのレシピを見ながら、お夜食を作った。作ったのは「こくうま豚汁」。
豚汁なのに、なんと練りごまが入る。ここがすごいところ。完成した時に、味見をしたところ、なんか物足りなかった。「あれ? なんか味が薄い感じがするなぁ~・・・」と思った。致し方なく、小さじ1杯の天然塩で調整してみた。これが上手くいった。
とりあえず豚汁を器に盛り、そして食べる直前に、レシピ通りにすりごまを加えたら、これまた驚いたことに、味が「コロッ!」と変わってしまった。味に深味が出て、「あー、これで完成なんだぁー!」という感じだった。
「こくうま豚汁」という献立名を付けるだけあって、やはりコクがあって美味しいと思った。お腹持ちする豚汁だと、そうも思った。
とにかく、恵美子のおしゃべりクッキングは、最後の最後まで、お料理に手を抜けない。ここが面白いところ。
公式ホームページ上からも、レシピは入手出来るが、それにも関わらず、同レシピ本がなぜ人気なのか・・・、なんかわかる気がした。
美味しいお料理には、美味しく仕上がる配合がある・・・ということがわかると、結構、日々のお料理も楽しくなるものなんですよねぇ~・・・。
お料理がいつもワンパターンになる・・・という方、新しい味を堪能してみたい・・・という方など、恵美子のおしゃべりクッキング、なかなかいいですよ。おススメです。
(完)