ネパールカレー(ベジタブル)はまるで薬膳カレーのようで、これがなかなか美味しい!「今夜はカレー!」という時は、もうずっとそのレシピで作っています。市販のカレールーはまろやかで確かに美味しいのですが、殆どの場合、どの商品にもカラメル色素や香料等が入っているので、注意した方がよさそうです。
市販のカレールーに慣れている人は、ちょっと拍子抜けをするかもしれません。香辛料を調合したいわゆるスパイシーカレーは、まずとろみ感がない。でもカレー専門店のような味だと思い、私は最初から結構気に入ってしまいました。
ネパールカレー(ベジタブル)のレシピは次の通りです。コリアンダー6g、クミンシード4g、ターメリック2g、ガラムマサラ3g、チリペッパー(またはカエンヌペッパー)2g、パンチフルナ1g、ガーリックパウダー3g、ジンジャーパウダー3g、天然塩小さじ2.5杯、お水200㎖、オリーブオイル(オーガニック)大さじ6、玉ねぎ1個、人参1/2本、完熟ホールトマト缶のトマト2~3個、ピーマン2個、かぼちゃ1/4個。
お野菜は季節のものと置き換えることができるので、それこそあり合わせの材料でも、充分美味しく作れるがうれしい。ただしトマトだけは外さない方がいいです。味の決め手は塩です。塩分量です。
作り方は次の通りです。(1)フライパンにオリーブオイルとパンチフルナを入れて、弱火で香りをオイルに移します。(2)(1)のフライパンに、一口大に切った人参、玉ねぎを加えて炒める。(3)(2)のフライパンに、角切りにしたホールトマト、乱切りピーマン、天然塩、残りの香辛料(コリアンダー、クミンシード、ターメリック、ガラムマサラ、チリペッパー(またはカエンヌペッパー)、ガーリックパウダー、ジンジャーパウダー)を加えて更に炒める。(4)(3)のフライパンに、一口大の切ったかぼちゃとお水を加え、あとは蓋をして20分ほど煮込んだら完成。
通常ですと、じゃがいも1個を加えるのですが、エドガー・ケイシー療法ではじゃがいもはNGなので、家で作る時はいつもじゃがいもは外しています。
それとパンチフルナは手に入りづらいので、加えないまま作ったこともあるのですが、味にそんなに大きな差はなかったです。
計量が面倒だと思う人も多いかもしれません。はじめから調合されているのってないのかな・・・と思って探してみたところ、意外にもありました。
ネパールカレーではなく、スリーランカカレー(オーガニック)です。手に入るのなら、やっぱりオーガニックの方が安心です。子供でも食べれるように辛みの成分であるチリを抜いてあるそうです。
子供でも大丈夫ですよと言っても、こちらのカレー、なんとプロ御用達なのだそうです。これを聞いたらなおさら「あ、ほしい~」って思ってしまいました。
原材料を見ていただくとわかると思いますが、こちらの商品の場合、原材料にジンジャーパウターが入っていないんですね。これがポイントです。
意外に思うかもしれませんが、ジンジャーパウダーは空気に触れると、すぐに苦みが出てきてしまうんですね。使い切りのものならともかく、一旦封を切ってしまったら、残りは冷凍庫保存をおススメします。
面倒でもジンジャーは生で買ってきて、その場ですりおろした方がやっぱり美味しいですよ。
(完)
最終更新日:2022年12月27日