以前にお話したサイクロン式の掃除機のことですが、あれから気づいた事があるので、少し補足をしておきますね。
床に直接接触する部分、つまりヘッドの吸い込み口のところですが、そこを裏返して見てみると、黒いゴムベラみたいなのが1本付いているだけで、ローラーは付いていないんですね。
スイッチを入れると、そのローラーが回転しはじめるのですが・・・。この機能は、例えば毛足の長いジュウタン向けで、奥に入り込んだゴミやダニなどを叩きながら掻き出して吸い取ってくれる優れものです。
この機能、確かにあったら便利なのですが、フローリングや畳のお部屋には適さないんですね。必要がないというか。
今回お話しているサイクロン式の掃除機には、その機能は付いていないということです。
でも試しに普通の毛布に、そのサイクロン式の掃除機をかけてみたところ、意外にも表面に付いた髪の毛や糸くずとかを普通に吸い取ってくれました。
ただ静電気が起きている時などは、上手く吸い取れない時もありますが、何度か吸い取りを繰り返したら、それなりにきれいになったので、「ま、こんなもんかな・・・」と思い、そこそこに満足しています。
叩き出すそのローラー機能は、ローラー自体に意外と長い紐や髪の毛などが絡むんですよね。時々、絡まったものを手で取ってあげないと、そのローラーの回転や吸引力が落ちてしまうんですよね~・・・。これまで愛用してきた旧掃除機が正にそのタイプでした。放っておくと故障の原因になるので、要注意です。
その点このサイクロン式の掃除機の場合、そういう煩わしさがないので、結構楽です。
ともあれフローリングや畳のお部屋なら、このサイクロン式の掃除機で充分かな・・・って思いました。
以前にもお話しましたが、スティックタイプなので、軽くて楽ですし、キャニスタータイプとは違うので、本体が家具などに引っかからないのもいいです。
私が一番気に入っているのは、吸い取ったゴミが本体から透けてよく見えることです。お部屋がそんなに汚れているようには見えないのですが、掃除機をかけてみると、意外とゴミや埃が取れたりするんですよね。
あとはやっぱり、掃除機をかけた後に、お部屋の空気が汚れないことかな・・・。もうそういう時代なのですね。
(完)