ずっとほしかったサイクロン式の掃除機。ようやくうちに届きました。一口に掃除機と言っても、色んなメーカーが新機種を次々に出しているので、いざどれか1つを選ぶとなると、なかなか選べないですよね。
格安な割には、吸引力が思っていたよりもいいんです。1回で気に入りました!
他にもあるんです、気に入った理由が。それは、吸い取ったゴミがひと目でわかるんです。本体からゴミが透けて見えるので、結構、これが面白い! お掃除のし甲斐があると思いました!
それとスティック型なので、掃除機をかけながら室内を歩き回る時、本体が家具に引っかからない。私にとっては、これは意外とポイントが高かったです。
(アマゾンの)購入者レビューで共通しているな・・・と思ったのは、「ゴロゴロと音が大きい」でした。
フローリングにしても、畳部屋でこのサイクロン式を使うにしても、ゆっくり転がせば、音はそんなに気にならないですよ。
掃除を早く済ませようと思って、動作を急げば、確かに「ゴロゴロ」の音はしますけどね。慌てず、ゆっくりね。これがコツです。
とにかく軽くて、思っていたよりも音は静かです。
昨晩、遅い時間帯だったのですが、畳の隅っこだけ掃除機をかけました。下に人が住んでいる集合住宅なのですが、ゆっくり転がしたため、その「ゴロゴロ音」は殆どしなかったです。
音って、上に上がると言われていますでしょう? ところが下に住んでいる人がフローリングで掃除機をかけると、意外にもその「ゴロゴロ音」が聞こえるんです。でも、掃除機のモーター音は全く聞こえないんですけどね。
でも、その音をよく聞いてみると、やはり転がすのが早いんですね。なので、そのスピードを気持ち少し落とせば、いいかもしれません。
立てかけなくても、単独で立つので、狭い隙間に収納できて便利です。
ノズルがついていないと、コメントされた方もいました。言われてみれば、確かにそうでした。その方は、ホームセンターでノズルを買ったそうです。
ヘッドの部分を外すと、それはそれとして使えるのですが、でもそれだと吸引口が大きいので、やはりノズルがあった方がより狭いところには便利かな・・・という印象を受けました。
うちでこれまで使ってきた掃除機に、ノズルの付属品が付いていたのですが、試しにそのノズルをサイクロン式の方につけてみたところ、なんとラッキーにも、サイズがピッタリでした! これでいけると思いました。
あとは、紙パックの問題です。
サイクロン式なので、従来の紙パックは不要なんです。ボタン1つ押せば、溜まったゴミは簡単に取り出せます。
ただ、ゴミと排気口の間にフィルターが2つ付いているのですが、どちらも水洗いが可能。本体にゴミが入らないようにするためだそうです。白いフィルターの方は消耗品なので、破損したりした場合、別売りで購入できます。取扱説明書によると、1個400円(税抜き)です。
購入者レビューで、「チャチな作り・・・」とコメントを残した人がいたのですが・・・。恐らくそれは、この白いフィルターのことかな・・・って思いました。白いフィルターの周囲にあるプラスチックの部分が、ちょっと弱い感じがしたからです。
ともあれそれらのフィルターが詰まると、吸引力が落ちると思うので、水洗いではなく、フィルターの表面に付いたゴミを、ティッシュなどで取り除いてあげると、パワーは維持できますよ。
紙パックから解放されたこと、掃除機でお部屋の空気を汚さないこと、この2つも大きかったです。
複雑な作りのものほど、壊れるのが早いので、こういったシンプルな作りのものの方がいいと思いました。
これまで使ってきた掃除機は、吸引力を何段階かに変えられるものだったのですが、まず、そのスイッチが不具合を起こしました。
それに、巻き取り式のコードが掃除機を使ってる最中に、少しずつ勝手に舞い込んでしまい、急いで掃除機をかけないと、短いコードになってしまうんです。不便よ~。
最後まで落ちなかったのが、意外にも吸引力。でも、キャニスター式なので、結構、重い。・・・とはいうものの、古い掃除機の方はまだ使えるので、当分は眠らせておこうかと思います。
(完)