【社会61】 催眠・前世療法の世界観 ~今どうしてる?~ 意外な相手に聞く ただ優しく・・・

今から十数年位前のお話になるが、私はある時「奇跡体験! アンビリーバボー(フジテレビ系列で放送されているドキュメンタリー番組)」を見て、初めてブライアン L. ワイス医学博士のことを知った。ワイス博士はアメリカの精神科のお医者さまである。

その時の番組内容は、前世療法のことだった。全て実話に基づいており、とても神秘的な印象をうけた。なかなか過去世の記憶を持ち合わせている人は少ないように思う。ワイス博士のお話によると、人は、輪廻転生をずっと繰り返しているのだという。

ある時、両親を失って一人ぼっちでいたある幼い女の子が、通りすがりの母親と幼い息子1人の元で、養女として育てられた。その家族の中で本当の兄妹のように育ったその2人が、次の天命でも、さらにその次の天命でも、出会いと不運な別れを繰り返していたことが、前世療法でわかったのだ。その2人は、今生において、ワイス博士のクリニックに別々に通う、全く見知らぬ患者さん同士だったのだ。

もっとわかりやすく言うと、こうだ。ワイス博士が、ある男性とある女性の前世療法を、それぞれ個別に続けていくうちに、「あれ? 2人が(催眠状態で)、明らかに同じ時代で、同じような光景を見ているし、同じ事を言っているぞ!」と、ある時そう気づいたんだそうだ。話の内容が一致していたのは、1つや2つの事だけではなかった。「時を越えて、今生でも2人はこんなにも近くにいるのに、それでも2人は何も気づかないでいる・・・」ワイス博士は、とても歯がゆかったようだ。「こんな事って、あるんだぁー・・・」と思い、私は手に汗をにぎる思いで、その番組に見入ったのを、今でも覚えている。

今回、ご縁があって、イーハトーヴクリニックの院長先生である萩原優医学博士の動画を制作させていただいた。ブライアンL.ワイス医学博士と萩原優医学博士は、お知り合いだそうだ。

(完)

 カテゴリー : 社会 | 投稿日 : 2017年2月25日

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