私が、その晩に見た夢とは、こういうものだった・・・。その日、私は家にいた。知らない人から保険加入一式が、クロネコヤマトの宅急便で届いた。中を開けてみると、パンフレットなどの他に、白地に水色のストライプが何本も印刷された、細長い封筒が1通入っていた。その封筒を手に取ってよく見てみると、その裏側には、差出人の住所と名前が書いてあった。丸みを帯びた手書きの字だった。直ぐに女性からだと分かった。黒のボールペン字だった。そして、その表には、「To me」とだけ書かれてあった。明朝体の黒い印刷文字だった。夢はこれでおしまい。
その夢の中で、私は、差出人の住所と名前を認識できたが、夢から覚めたら、あろうことか、その2つを忘れてしまったのだ。時間が経ってもその部分だけは、どうしても思い出せなかった。その住所には漢字が使われていたので、日本国内からのものだと記憶している。
私にとって、その日(2010年3月某日)が、初めて夢解釈をした日だったので、どのように分析し、いかに理解すればいいのか、さっぱり分からなかった。それでも、とにかく何か書き残しておこうと思って、私は感じるままにこう記していた、「あたたは私。私はあなた。大いなる世界から届くものは人それぞれ違う。」と。
(続く)