【夢解釈13】 新しい瞑想方法とその効果 ~アナンド・シャンタンさんの夢1~

先日(2015年12月8日 火曜日)、私はアナンド・シャンタンさんの夢を初めて見た。日本語名は、宮井陸郎(みやいりくろう)さんだが、周囲の誰もが「シャンタンさん」と、そう呼ぶ。

私はシャンタンさんから瞑想を習った。通常、瞑想というと、座禅を組んで、九年面壁のごとく、静寂の中で、目を半分開けて、そして黙々と行うイメージがあるが、シャンタンさんの瞑想法は、全くそのようなものではないのだ。遠い昔のことで、それこそもうとっくに忘れてしまったような苦しみ、悲しみ、くやしさ、いかり、やり切れない思いや切ない思いなどを、いつの間にか全て吐き出してしまったかのような、不思議と楽になる瞑想法なのだ。途中で1~2回程度の小休止は入るが、1回の瞑想会でおよそ2時間行われる。その瞑想の間中、シャンタンさんがずっと声を掛け続けてくれるのだ。シャンタンさんご自身も身体を動かしながら、参加者と一緒に瞑想をされるのだが、それがシャンタンさんは、最初から最後まで声の音域や大きさなど、全くぶれがないのだ。ずっと一定なので、とても心地がいい。見事だと思った。

私がその時に見た夢とは、こういうものだった。私は一本道を歩いていた。そこへシャンタンさんが、突然現われて、私にこう聞いた、「たるがどこにあるか分かりますか?」と。「たる」とはお寿司屋さんのお店の名前のことである。私はシャンタンさんに、「こっちですよ!」と言って指を差し、今、私が歩いていく方向と同じなので、シャンタンさんと私は一緒に歩いていくことなった。ところがいくら歩いても、一向にたるがない。なんか変だと気づいたシャンタンさんが、通りすがりの人に聞いたら、これまで歩いてきた道とは全く逆方向だと分かった。シャンタンさんは、急ぎ足で1人で引き返していった。夢はこれでおしまいだ。

(続く)

 カテゴリー : 夢解釈 | 投稿日 : 2015年12月12日

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