【夢解釈35】 初対面の男性が勝手に入ってくる ~自分の幽体~ 容姿を見せてもらう

私の知り合いであるHA医学博士が、かつてこんな事をおっしゃっていた、人は睡眠の時、顕在意識がほそ~く(潜在意識やそれ以下に)つながった状態で夢を見ると。この事を知った時、私は心当たりがあったので、なんかとてもわかる気がした。普段の生活の中で、何気なく思ったり、考えたりしていることが、睡眠時の夢の中で反映されることが、これまでに幾度となくあったからだ。

そもそも私は、夢なんて見ていないんじゃないか・・・って、ずっとそう思っていた。記憶にないからだ。でもエドガー・ケイシーさんのことを知って、それで睡眠時の夢にはどうも神秘的な何かがあるぞ・・・と認識するようになった。試しに・・・というより、結構ワクワクして、夜寝る時に自分の枕元にノートとペンを置いて寝た。そしたらその晩から、私は次々と夢を見るようになった。エドガー・ケイシーさんの言っていたことは本当だった・・・と、私はそう思った。信じがたいが、初めの頃は、1晩に5つも6つも夢を見ることがあった。全部覚えているのだ。信じられないでしょう? 私もホント信じられなかった。

本人が「知りたい!」という気持ちがあると、その人の魂が本人にドンドン教えるそうだ。そういうものらしい。そんなようなことが、エドガー・ケイシーさんを主題とする本に書いてあった。

HA医学博士は、かつてこんなこともおっしゃっていた、口じゃ、「死にたくない! 死にたくない!」って言っても、その人の潜在意識が、「あ、もうこの人生では得るものがないな・・・」と判断すれば、その人を「スーッ!」と(向こうの世界に)連れて行ってしまうと。つまり、肉体の死を迎える・・・という意味である。この事を知った私は、「えーーー!」と思い、結構驚いてしまった!

昼間起きてる時の自分と、自分の潜在意識は、いわば別の人格を持っている・・・と言っても過言ではない。恐らく、そういうことなんだろうなぁー・・・と、私はその時そう思った。自分の潜在意識が自分の幽体である・・・という考え方もあるようだ。世界三大霊訓のシルバ―・バーチはかつてこんなことを言っていた、人は死ぬと、その人の顕在意識が潜在意識に融合されると。

ともあれ、自分とは全く別の人格を持っていると思われる潜在意識とは、一体何者なのか・・・ということである。目も鼻も口も耳もない。温かさや冷たさを感じる皮膚もない。でも、そこには意識がある。実はそういう睡眠時の夢を、あの後見たのだ。今日はそのお話をしたい。あの後・・・とは、前回の夢解釈でお話したその次の夢のことである。

その晩、私はこう念じた、「私の幽体の姿を私に見せてください。」と。「私の幽体は何者なのですか?」と聞くより、自分の幽体の姿や形を見せてもらった方が早いと気づいたからだ。

果たして、自分の魂をこんなにこき使っても大丈夫なんだろうか・・・という思いもあった。でも、日本エドガー・ケイシーセンターの光田秀会長なんか、もっとすごい。光田さんのセミナーに参加した時に、光田さんがご自分のことをこう話してくれた。光田さんが大学院受験をする時に、直前にその入試問題が光田さんご本人の睡眠時の夢に出たそうだ。しかも・・・だ。しかも、1回ならともかく、確か3回だったかな・・・夢で見た問題が、そっくりそのまま本番の入試で出題されたという。私はその時、本当に驚いてしまった! 光田さんはニコニコしながら、その時のことを詳しく話してくれた。光田さんのお話の感じだと、自分からお願いして、その入試問題を夢で教えてもらった・・・という感じではなかった。恐らく、そうではなかったと思う。

夢にはそういった未知なる力がある・・・という事を思い出し、それで、私はそのようにお願いしてみた。すると、私はその晩、とても不思議な夢を見た。

その夢のはじまりはこうだった。私はその時、自宅の居間のフローリングで、毛布に包まって寝ていた。そこへ玄関扉を鍵で開けて、勝手に入って来た人物がいた。全く見知らぬ1人の男性だった。その男性は居間のソファーに座ると、何やら1人でずっと考え事をしていた。つまり、彼は私に気づいていなかったのだ。私は彼の右斜め前の位置に立ち、彼の様子を見ていた。それでも彼は私に気づいていなかった。

それで私は、何気なく自分が寝ていたその場所に視線を飛ばした。すると、なんと私は抜け殻になっていて、そこに人間の形をした木像が寝ていたのだ。

私は、事をよく把握できないでいた。すると、その男性は急に立ち上がり、玄関から出て行ったのだ。だから私は彼を追いかけて行って、玄関扉が閉まりかかるその瞬間に、ドアを押さえてこう言った、「管理人(大家さんのこと)でもこの家の合鍵は持っていないのに、どうしてあなたが合鍵を持っているんですか?」と。

すると、その男性はようやく私の姿が見えたようだった。私を見ながら、あれこれと何かを言いはじめた。でも、彼の声が段々と小さくなり、私には聞き取れなかった。その時に、彼の右腰に、直径15㎝位のステンレス製のキーリングが1つ付いているが見えた。そこにはたくさんのがびっちり連なっていた。全部金色だった。彼の話す声がドンドンと聞こえなくなる一方だった。その後、私は夢から目を覚ました。

大ざっぱだか、私は今回の夢を直勘でこう解釈した、キーパーソンと。謎を解くキーパーソンが多く控えている・・・と、私はそう解釈した。夢から覚めた私は、こう思う、まず、その木像の顔を確認すればよかったって。それと・・・、私はその男性の後を追いかけて玄関に直行した時、洗面所の横を通ったので、そこの鏡で自分の顔を見ればよかったって、そうも思った。本当にこれは夢だったんだろうか・・・という思いもある。あまりにもリアルだったし、とても不思議に思った。

(完)

 カテゴリー : 夢解釈 | 投稿日 : 2017年6月20日

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