久し振りの更新になる。よほどの事でもない限り、「社会」というこのカテゴリーは一旦終わりにして、そして別のカテゴリーで別の記事を書くつもりでいた。ところが・・・だ。あの後、私の身にとんでもないことが起こったのだ。最初、何が起きたのか、よくわからなかった。急きょ予定を変更して、このシリーズを再開することにした。
肝臓へのひまし油温湿布を24時間行った後、翌日1日はその湿布を行わず、そしてその翌日にまた24時間のその湿布を行う・・・という例の「24時間インターバルのひまし油温湿布」は、とても順調だった。そのインターバル湿布を行うようになってから、わずか10日で体重が4キロも落ちてしまったのだ。これじゃ、いくらなんでもペースが速すぎる・・・と思った。正直、まずいぞ!と思ったが、でも立ちくらみがするだとか、身体がだる重いだとか、そういう変化が著しく現れたわけでもなかったので、とにかく「くしゃみと鼻水を止める」ことを最優先にした。その症状を定着安定させるためには、一定期間に継続してその湿布を行う必要がある。そのインターバル湿布のお陰で、ひどい腰痛が軽減されてきたことも、前回で少しお話した。問題はここからだった。
そのインターバル湿布で食欲が落ち、1~2日何も食べない日が定期的に続いたが、6回目のインターバル湿布の後、ようやく何か食べたいという気持ちになった。その晩、おかゆをおどんぶりで軽く1杯食べた。その1時間後に、なんとなく口が寂しく感じ、もうちょっと何か食べたいと思った。食後1時間空いてるし、大丈夫だろうと思い、そこで私は、北海道のてんさい糖が振りかかっているトウモロコシのシリアルに、成分無調整の九州産豆乳をかけて食べた。おどんぶりに軽く1杯だ。ここから思わぬ惨劇がはじまった。それを食べ終えてわずか数分後に、顔から火を噴いたかのようになったのだ。そう、大炎上だ!
最初、目がチリチリ、ピリピリしはじめた。なんだろう・・・と思った。みるみるうちに両眼の白い部分に毛細血管があちこちに走りはじめた。まぶたは蚊に数分間刺されたかのように腫れ、両まぶたと目の下が、あっという間にひどく腫れ上がってしまった。鼻腔内も腫れた。全く呼吸ができなくなってしまったのだ。とにかく鼻水が止まらない。その腫れが喉まで広がっていき、言葉を上手く発せられなくなっていた。その腫れが喉から気管まで広がっていき、気管が狭窄されて、それで呼吸困難になるかもしれないと思い、私はその時激しく緊張した。耳のうんと奥で、アリが噛みついているんじゃないかと思うほど、そりゃもう、かゆくてかゆくてたまらなかった。気管狭窄は免れたが、目、鼻、喉、そして耳のこの4か所を、私は同時に総攻撃されたのだ。恐ろしいってもんじゃなかった・・・。
(続く)