新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
加圧ベルトを買いました。春山茂雄先生の本(新脳内革命、新脳内革命2)を読んで、私も加圧ベルトを使ってみたいと思った。アマゾンや楽天などに出店しているお店で、加圧ベルトを色々と見て回った。たくさんある中から1つを選び出すのは、面白いと言えば面白いが、やはり初めての買い物なので、何が何だかよくわからず、時間がとてもかかった。
最終的に私が選んだのは、ODOLANDの両腕用と腰用がセットになった商品だった。
思っていたより、かなり薄手! なので、例えば服の下に巻いていても、目立たない。それに意外としっかりした素材だった。立ったり座ったり、あるいは物を持ち上げたりする時の軽い腰痛にも、なかなかいい感じがした。
毛糸で出来た腹巻きや、開腹手術後などに使うサラシの腹帯は、長時間使っているとどうしてもよれてくるし、ずれ落ちてくる。でもこの加圧ベルトは、元々はスポーツ用のものなので、動きに強く、よれることもない。とにかく温かいこと、温かいこと! これが意外だった。
加圧ベルトをお腹に巻いた時、温かさについては、最初は「あ、こんなもんかぁー・・・」ぐらいにしか思わなかった。でもしばらくして外した時に、いきなり寒いと思った。意外とお腹回りって、冷えているのかもしれないなぁ~・・・とさえ思った。
肌に接する部分は、ネオプレン素材が使われていて、これが保温性と気密性が高いのだという。つまり簡単にいうと、サウナ状態を作り出してくれる。サウナ状態といっても、体温をフィードバックするだけなので、自然な温かさを体感できる。
最初、封を切った時、「なんだこの臭い!」と思った。なんかゴムのような臭いがした。でも、使っているうちに、その臭いは薄れていった。後にわかったが、その臭いこそが、先のネオプレン素材だ。
もちろん、この加圧ベルトはお洗濯も出来る。取扱店のスタッフさんにお聞きしたところ、手洗いで、日陰干しがいいそうだ。
「(買うのは)ほぼこれで決まりかな・・・」と思った時、気になったのがサイズだった。お店によっては、フリーサイズと表記されており、男女兼用で、Lサイズしか扱っていないお店もあった。でもよく見て回ると、Lサイズの他に、Sサイズを扱っているお店もあった。私は長さを見て、Sサイズを選んだ。これで丁度よかったと思っている。
強力なマジックテープが付いていて、どの地点でも留められるようになっている。なので、例えばウェストが58センチの人であろうが、78センチの人であろうが関係ない。
軽いし、伸縮性もあるので、見て回った甲斐があったと思った。
皮膚炎を起こしている人は、自覚症状がなかったとしても、案外、胃腸の働きが弱っていることが多い。お腹を常に温めておくといいです。泌尿器系や婦人科系に問題がある人の場合も同じです。クルクルと回っちゃったり、すぐにずれ落ちてくるような腹巻きをしてても、それじゃ巻いていないのと同じ。苦しくない程度に隙間を遮断して、空気を通さないようにしておくと、意外と温かい。
腹巻きを加圧ベルトで代用するなんて、意外な発想でしょう? しかも、腰痛持ちの人にも重宝する。別にダイエット用じゃなくても、この加圧ベルトは使えると思った。
腰痛でコルセットを使う場合、夜寝る時は、コルセットは外した方がいいと言われていますよね。年がら年中、コルセットを使っていると、筋肉が弱ってしまうそうです。
でもこの加圧ベルトは、睡眠中でも使えるとのこと。試しに、少し緩めて夜寝てみた。あるのとないのとでは、全然違うと思った。
肺がんや乳がんの人は、これをずっと胸に巻いておくのもいいかもしれないなぁ~・・・と、そんな風にも思った。
両腕(二の腕)用の加圧ベルトは、まだ試していない。追ってお知らせしますね。本当は、こっちがメインで買ったのですが、スポーツ医学に則ったお散歩を行って、胃がすっかり冷えてしまい、急性胃炎になってしまった。急きょ、加圧ベルトをお腹に巻いてみたわけです。思ったよりも温かかったので、とても気に入っています。
急性胃炎であれ、癌であれ、とにかく身体を冷やさないことです。今年の冬は、寒さが厳しいので、このベルトは大助かりです。もっと早く買えばよかったと、そうも思っています。
(完)