【社会8】 250万円のログハウス ~憧れの家と土地選び2~

ご夫婦自らの手で、わずか250万円でログハウスを建ててしまったそのご家庭は、お子さんが1人いる3人家族だ。日本国内のある地方に50坪の土地を借りて建てたのだ。そこのご主人が、かつてこんなような事を言っていた、夏は高温で湿気も多い日本は、そういったログハウスは合わないと。つまり、建てるのなら、それなりの配慮が必要になる・・・ということのようだ。湿気や雨などの水はけを良くする為には、かんなをかける必要があるのだが、電気かんなを使うと、紙やすりでこするようなもので、表面がザラザラとした細かい繊維物が残る。これが水はけを悪くし、その結果、かびがより生えやすくなるのだという。今の若い大工さんは、こういう事すら分かってない人が多いそうだ。万事がそんな調子で家を建てられたんじゃ、家は20年から30年しかもたないという。

そういう意味で、宮大工はとてもいい仕事をするそうだ。例えば、木は地面に根っこを生やしていた部分を下にして家を建てるし、南に向いて育った木は、全て南向きに揃えて建築するそうだ。

家を建てる時に、カットされた木が、上向きも逆さも混じっていて、てんでバラバラ。その木がどっち向き育ちの木だろうが、そんもんお構いなしに建ててしまったら、それでいい気の流れが、室内を充満するとはとても思えない。気とか木(樹木や草花なども含む)のエネルギーが分かる人は、とてもじゃないけど、そういう家には住めないだろうなぁ~・・・と思った。頭痛がする・・・とか、なんか落ち着かない・・・とか、恐らくそういった形で、人間になんらかの影響を与えるのかもしれない・・・と思った。買ったお野菜でも、できるだけ畑で育った状態で、つまり立てて保存しておくと長持ちする。しばらくログハウス造りを追ってみたいと思った。

(続く)

 カテゴリー : 社会 | 投稿日 : 2016年1月3日

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