【社会103】 鼻うがい、塩温水がなかなかいい! ~トリプルブロックの方法~ アレルギー性鼻炎

コップに入れたお水に片鼻を浸けて吸い上げる・・・という方法の鼻うがいを知った時、私はかなり「ゲッ!」と思ったし、思わずドン引きしてしまった。鼻うがいなんてしたことがなかった私にとっては、かなりの衝撃だった。

象みたいに鼻が長ければ、鼻でお水を吸い上げるのは簡単。人間の鼻は象とは違う。「無理っしょ!」と思い、一時興味を持ったものの、気持ちは段々と違う方向へと傾いた。何か鼻の病気でも抱えていれば話は別だが、何も今やらなくても・・・という気持ちへと変わっていった。

ところが先月(2018年3月)の中旬を過ぎた辺りから、くしゃみと鼻水が突然はじまった。去年のその時期は、歯の治療抗生剤を使ったことが原因で、その症状に見舞われた。今年は、まな板や食器の水切り籠などをきれいにするのに使った塩素系漂白剤がきっかけになった。そこへ来て、花粉が多く飛ぶこの時期が、追い討ちをかけたのかもしれない(私は花粉症でなはい)。

そのうち良くなるだろうと思っていたが、段々と目がかゆくなり、頻繁に鼻血まで出るようになった。「なんかまずいぞ!」と思った。

鼻水が、サラサラと滝のように流れる。くしゃみも止まらない。目の充血もひどい。朝起きると、必ず喉が痛い。

もうこうなったら、「鼻うがいをやるしかない!」と思った。

人生初の鼻うがい。初日は600mlで勝負した。体液と同じ0.9%濃度の天然塩で塩水を自分で作った(お水100mlに対して、0.9gの天然塩)。

鼻うがい後、数時間で、くしゃみ、鼻水などの症状は治まったが、その後、症状に波があるとわかった。

知り合いの東洋医学の先生にSOSを出したら、最初はちょっと濃い目の塩水でも大丈夫だとおっしゃっていた。「よーし!」と思い、体液2倍の塩分濃度に引き上げた(お水100mlに対して、1.8gの天然塩)。400mlの塩水を用意して、鼻うがいを行った。

これがかなり効いた! 耳の奥の方のかゆみと、目のかゆみにも手が届いた。そういう感覚がずっと続いた。何より驚いたのが、目の充血が一気に改善されたこと。「これはいいかも・・・」と私はそう思った。

その後、デコポンを食べたが、目が覚めるほど美味しかった! 「味覚まで変わるとは・・・」と思い、感動した。

ただ、首から下が、どうもすっきりしない。なんか変だ・・・という感覚があったので、肝臓へのひまし油温湿布も行うことにした。

すると、「あ、そうそうこの感覚よ、この感覚!」と思った。首から下もいい感じがした。

なので、トリプルブロックでいくことにした(肝臓へのひまし油温湿布、塩水の鼻うがいアルカリ性食品がメインのお食事)。

そしてその翌日、同じく体液2倍の塩分濃度で、鼻うがいをやってみた。気づいたことは、なんか意識が妙にクリアーになったと感じた。これは意外だった。

更にその翌日、同じ塩分濃度で、今度は温水に替えてみた。量は400ml。沸騰に天然塩(7.2g)を溶かし、それが40℃まで下がったところで、そこから鼻うがいを開始。

「温水の方が合うよ~、絶対温水の方がいい!」と私はそう思った。

その後、試しに水道管からくみ取った冷たいお水で、そのまま鼻うがいをしてみた。「こりゃ、ダメだ!」と思った。鼻に「ツーン!」と来て、痛かったぁー・・・。塩分濃度や、水道水に含まれる塩素と関係があるのかもしれないなぁー・・・と、私はそう思った。

私は、ハナノアという鼻洗浄器具を使っている。鼻洗浄は、1日最低1回。鼻うがいで、私が心掛けたことは下記の通り。

  1. 最初は、身体を慣らすため、体液と同じ0.9%塩分濃度(沸騰水400mlに対して、天然塩3.6g)を使用。
  2. 洗浄液(塩水)を吸い上げない(飲み込んだり、肺に入ってしまうことを避けるため)。
  3. 洗浄中も、洗浄後も、鼻を強くかまない(一歩間違うと、中耳炎になる)。
  4. 塩水の適温は、体調とよく相談する(私の場合、40℃)。
  5. 顎を引いて、片方の鼻を塞ぐ。
  6. 塩水を注入しながら、「アー」と発声し(息を吐きながら)、口の中に溜まった塩水を吐き出す。

身体が誤作動を起こしている時は、食べたり飲んだりする物を気を付けた方が早いようだ。最短距離で行きたかった私は、アルカリ性食品をメインにすることにした。エドガー・ケイシー療法では、日々の食事を、アルカリ性食品8割酸性食品2割とすることを推奨している。

酸性食品が2割となると、ご飯(お米やパン、うどん、パスタなど)や、お肉やお魚が入る余地は、驚くほど殆どなくなる。

残念ながら、コーヒーも、紅茶も、ココアも、酸性食品の部類に入る。意外でしょう? そっち系のお飲み物は、植物系なので、私は、何となくアルカリ性食品かなぁー・・・と、ずっとそう思っていた。

面倒なので、ある一定の期間は、ご飯、お肉やお魚、それにココアも止めることにした(香料の入っていない純ココア、大好き!)。症状がひどいので、もうやるしかないと思った。現在の食習慣はこんな感じ。

ちなみにお野菜を摂取する比率は、人参地上お野菜としてカウントし、地上3地下1とした(エドガー・ケイシー療法)。

朝食:国産のみかん4個無糖ゼリー適量。あるいは(国産の)柑橘系フルーツ無糖ゼリー(ビタミンCとゼラチンを一緒に摂ると、ビタミンCの吸収率7倍になる)。

昼食:(できれば地元産の)生野菜(グリーンリーフやサニーレタス、にんじん、セロリ、きゅうり、パセリなど)に、オーガニックのオリーブオイルと少量のりんご酢(エドガー・ケイシー療法では、レモン汁)をかける。これをお腹一杯食べる。但し、ナス科の食材を全て外す。ナス科とは、ナス、トマト、パプリカ、ピーマン、ししとう、唐辛子、クコ、じゃがいもなど(毒性があるので、体調が悪い時は要注意!)。レタス・セロリは、ねぎ・ラディッシュ一緒に摂らないようにする(相性がよろしくない)。

夕食:たっぷり温野菜(小松菜、白菜、キャベツ、ブロッコリー、大根などのアブラナ科や、さつまいも、かぼちゃなど)。

おやつ:お腹が空けば、わかめ、ねぎなどの具だくさんお味噌汁納豆をいただく。あるいは焼きりんご(砂糖を使わず、ただ焼きっぱなし)や、生のりんご以外の生のフルーツ単品で食べる。但し、大型のプルーンすももクランベリーなどは除く。

日中喉が渇いたら、基本はお湯を飲む。あるいはニレ茶ハイビスカスティーなどを飲む(ノンカフェイン)

肝臓へのひまし油温湿布は、今1日置きで、睡眠時間を利用して行っている。この湿布は、1日大体1時間から1時間半と言われている。あまり長時間、長期間行うと、味覚が変わったりするので、特に初心者は、規定内がおススメ。

この湿布をやりすぎて、私、以前にアナフィラキシーショックを起こしたことがある。真夜中に大騒ぎになった。それ以来、私の家族は怖がっちゃって、ひまし油温湿布をしなくなった。名誉挽回は、もう無理かなぁー・・・という感じ。

アナフィラキシーショックはともかく、この生活がはじまって、既に8日目に入った。やはりご飯とココアがない生活は、何だかすごく寂しい。でも、5日目に入ってから、ようやく辛かったくしゃみや鼻水が止まった。ただ、今でも特に朝方に、突然くしゃみや鼻水に見舞われる(数分間の発作)。まだ波があって、定着・安定はしていないなぁー・・・という感じ。でも、明らかに改善が見られる。もうちょっとの辛抱かな・・・。

(完)

 カテゴリー : 社会 | 投稿日 : 2018年4月18日

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