【霊的世界19】 目には見えない大きな力 ~僧侶の化身、現れる5~ 

その時に買ったのは、ハウス食品の北海道シチューだった。具材は、既に家にあるものを使えばいいや・・・と思っていた。使ったのは、なんと、大量のキャベツと人参! 白菜もあったが、小さいお鍋で作ってしまった為、入りきらず、途中で白菜はあきらめることにした。やっぱりルーで作ったクリームシチューは、適度な脂も乗っていて、美味しいと思った。その翌日、何かの話の流れで、このことをS先生(ご住職)にお話したところ、なんと、同じ日のその晩に、S先生もシチューを作ろうと思っていた・・・とおっしゃったのだ。私は「えーーー!」と思った。まさかと思い、その具材をお聞きしたところ、キャベツか白菜で作るつもりで、昨日ではなく、今晩に作ったと、そうおっしゃったのだ。それを知った私は、再び驚いてしまった! 結局、S先生がその晩に作られたシチューの具材は、キャベツ、人参、じゃがいもだったそうだ。1週間前のあのお香のお話と一緒で、今回も1日の時差はあったけれど、でも、その具材のキャベツと人参は、私が作ったシチューの具材と同じだぁーーーと思った。面白かった!

随分と、出来過ぎた話だと思うかもしれないが、要するに、こういうことだ。S先生が、「よし、今夜はシチューにしようかしら・・・」と思ったら、その「シチュー」という単語が、私の頭の中に「スーッ!」と飛んできて、「あ、そうね、今夜はシチューでいいわ、そうしましょう!」ということになり、すっかりその気になった私は、その日わざわざテクテクと歩いて約20分先のお店までルーを買いに出掛け、あまりあり得ないキャベツと、そして人参の具材でシチューを作ってしまった・・・ということである。

私は、こういう瞬間に、人と人との不思議なつながりや、目には見えない大きな力を感じる。今後もこういったことを、少しずつお話していきたいと思っている。ご住職の生け花

上の画像は、S先生が本堂のご宝前用に生けたお花である。

(完)

 カテゴリー : 霊的世界 | 投稿日 : 2016年2月12日

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