【霊的世界41】 オーラなぜか見える どのような経緯か ~僧侶のご回答8~

今回、S先生(日蓮宗・ご住職・男性)にも、オーラのことなどについてお聞きしてみた。S先生は、人から「オーラが出てますね・・・」とか、「紫色のオーラが見えましたよ・・・」と言われたことが、かつてあったそうだ。しかし、S先生ご自身が他の方のオーラを見た・・・ということは、あまりないそうだ。

S先生はオーラをあまり気にしないのだという。それがオーラを見ない理由なのかもしれませんね・・・とS先生はそうもおっしゃっていた。S先生が本当にオーラを見る必要があれば、オーラを見ることになる・・・ということのようだ。

しかし、日々の唱題プラクティスの中で、S先生はご自分の手や身体から、紫、紅、黄、白色などに輝く光を見ることが時々あるそうだ。この事を知った私は、「えーーー! やっぱり身体から光が出るんだぁーーー!」と思って、ちょっと驚いたし、それはまるで心を撃ち抜かれたかのような気持ちにもなった(わかってくれる人がいて、うれしい・・・という意味)。

オーラはその光を通して、主にその人の心の状態を知るもので、オーラを通さずに相手や自分を感じることが出来るのなら、それも良い・・・と、S先生はそう思っておられるそうだ。

自動書記とは、ペンや筆などを持つと、自分の意思とは関係なく、手がシュルシュルと勝手に動いて、文字や絵画などを書き記すことであるが、S先生はオーラだけではなく、自動書記についても、私にこう語ってくださった。S先生は、ご自分の日々の修行の過程で、S先生ご自身に自動書記が発現していた時期もあったそうだ。

「自動書記も、それはいかにも神秘的なものだけれども、それがなくてもわかるのなら、それはそれで良いのだと思います。もっとストレートに心から心へとダイレクトにその深い内容が伝わり、そしてその内容をしっかりキャッチできるのならそれで良いし、伝達や交流の在り方は、色々ある・・・ということなのです。」と、S先生はそうもおっしゃっていた。

(続く)

 カテゴリー : 霊的世界 | 投稿日 : 2016年6月30日

【広 告 (Advertisements)】