【動物20】 うちの猫がうんにょを踏んづけたその足で・・・ ~猫は自分の名前を理解している~

ある日の明け方5時頃だったと思うのですが、ふと目が覚めて、私はトイレに行きました。その時に、何か異様な感じがしました。寝ぼけていたのですが、なんか変な感じがしたのです。こういう時は、大抵、今うちで飼っている猫の仕業です。

トイレに行った後、気になり、私は猫の寝室へ様子を見に行きました。そうしたら、猫砂が入っているトイレの縁に、べっとりとしたチョコレート色の足跡が1つ付いていたんです。しかも、反対側にも1つ付いていました。

私はイヤ~な予感がしました。「まさか・・・」と思った瞬間、一気に目が覚めました。トイレの中の猫砂も、それこそバランバランになっていたのです。

よ~く検証した結果、うちの猫が、自分のうんにょを踏んづけたとわかったのです。さー、大変なことになったと、私はすぐにそう思いました。

固いうんにょならまだしも、かなりソフト。踏んづけたその足で家の中を歩き回ってしまったのです。全身の血が引きました。まだ朝の5時よ。

すぐに猫を捕まえて、それで肉球を確かめました。大して汚れていなかったし、指の間もよく見たのですが、固形物など怪しいものは何も無かったのです。うんにょ特有の臭いもありませんでした。それでも猫を足の裏をきれいに拭き、消毒をしました。

時間が経つと、なんかわかんないけど臭い、どこからともなく臭う・・・となってしまうので、即、床掃除をはじめました。面倒だけど、やるしかないと思いました。猫専用のお部屋(およそ6畳)、玄関、廊下、脱衣場、トイレ、そして居間とキッチンです。薄い石けん水を作り、それでまず床を拭くのです。そして絞った雑巾と乾いた雑巾で交互に拭き取っていくのです。そして最後にアルコール消毒です。キッチン用アルコール消毒を使いました。

本当に大変な作業でした。目はすっかり覚め、清々しい気持ちにもなりました。

その時のお掃除のお陰で、うんにょの臭いは今のところしないので、ちゃんと全てを拭き取れたんだと思いました。本当によかったです。

この事があってから、夜寝る時は、キッチンと居間には猫が入って来れないように、ドアを閉めることにしました。

猫は、突然何をするかわからないですよね、本当に。

猫が後ろ足を使って、自分の顔や耳を掻く時があるのですが、その時に、その後ろ足を遠ざけて、痒い場所を私がいつも掻いてあげるんです。掻いている私の手の動きに合わせて、猫のその後ろ足が一緒に動くんです。なんだか面白いです。

自分から私の膝の上に乗ってきた時は、猫の顎の下に手を置き、反対側の手で猫の頭を何度も撫でるんです、「いい子ね・・・」「カワイイね・・・」「大好きよ・・・」「生まれてきてくれてありがとね・・・」と、そんな言葉をかけながらです。猫は目を細めて、じーっとしてますよ。ほんとカワイイです。

いつだったか・・・、成長した猫を4匹飼っている人が、「猫は自分の名前を理解しているのか・・・」という実験を行ったユーチューブ動画を見たことがありました。別室にいた女性飼い主さんが、まず最初に1匹だけの猫の名前を呼ぶんです。随分何度も呼んでいました。

すると、自分の名前を呼ばれた猫だけが、その女性がいるお部屋に入って近づいてきたのです。2匹目、3匹目、4匹目も、結果は同じでした。私はどうなるか、どうなるか・・・と思い、食い入るように最後まで見てしまいました。見事だと思い、思わず拍手してしまいました。

個体差はあっても、猫が自分の名前を認識できるのなら、上記のような言葉も「何らかのいい響き」として認識しているのかもしれないなぁ~・・・と、私はそんな風にも思いました。

猫用のハーネスを買いました。体重が3キロの小型の猫なので、コーヒー色Sサイズを選びました。ぴったりです。首回りがゆったりしているので、しめつけることはないです。装着する時、猫の足を持ち上げる必要が無いので、結構楽です。1日数時間つけて慣らしています。家猫で、外に出るのを怖がるんですね。でも明るい引きこもりです。いつか公園デビューしたいです。

(完)

 カテゴリー : 動物 | 投稿日 : 2019年7月24日

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