前回、【飲食物67】で、鹿児島県の離島である屋久島のオーガニック紅茶のお話をしました。「香料が入っていない本物の紅茶って、本当はこういう味がするんです!」といったお話でした。
今回も、オーガニックの紅茶のお話ですが、前回とは産地が異なります。「同じ紅茶なのに、こんなにも味が違うものなの?」と、素人の私でもそう思いました。天然の茶葉でありながら、不思議なほどに香る紅茶です。香る紅茶とは、下記の紅茶のことですが、私は、結構、気に入ってしまいました。美味しいです。
私が購入したのは、宮崎県五ヶ瀬町産の紅茶です。もちろん、オーガニックです。屋久島のあの紅茶を飲んでから、宮崎のこの紅茶を飲むと、自然の香りをより感じると思いました。どちらの紅茶も原材料は、茶葉だけです。
なんて言うか・・・、どちらも同じオーガニックで、紅茶は紅茶なのですが、風味が違うんです。でも、そんなに強い香りではないです。
宮崎のその紅茶には、わずかながらの甘みもあるというのですが・・・、正直、私は、ほんのりとした甘みは、あまり感じられませんでした。「そう言われてみれば、そうかも・・・」ぐらいに感じた程度です。でも、味が丸いという感じがしました。家族にもウケがよく、美味しくって、あっという間に、1袋が無くなってしまいました。
1人が美味しいと思うものって、やっぱりみんなが美味しいって思うものなんですよね~・・・。
そもそも私がその宮崎の紅茶を買ったのは、家族用だったんです。私は、コーヒー派でしたが、今はもう、コーヒーも紅茶も、殆ど飲まなくなりました。ハーブティーに切り替えたんです。それでも、宮崎の紅茶は、美味しいと思いました。
私の家族は、その辺のスーパーで買ってきた、農薬たっぷりで、香料が入っている紅茶にとても懐いていて、「香り高くて美味しい!」と言い、日々飲んでいました。
私が今住んでいる街には、近所に大型店舗のスーパーは、3軒あります。全て見て回ったのですが、オーガニックの紅茶は、1つも売っていませんでした。置いても、売れないんでしょうね、きっと・・・。
それで、アマゾンで検索してみたわけです。紅茶も日本茶もそうですが、茶葉は洗わずに、そのままお湯を注ぐので、飲むのなら、やはりオーガニックがいいと思いました。
紅茶はどれもみんなおんなじ・・・と思うかもしれませんが、当たり前のように使われている香料が入っていない紅茶を、一度飲んでみるのもいいですよ。
余談ですが・・・、例えば、紅茶やコーヒー好きの女性に、「香料の入っていないオーガニックの紅茶を飲んでみたんだけど・・・、それが産地が違うだけで、味が微妙に違う事がわかったんだ。本物の紅茶の味って、こういう味だったんだ~・・・と思って、結構、感激しちゃいましたよ。紅茶、お好きですか? お時間があれば、もしよかったら一緒に紅茶を飲みませんか?」と、こんな感じに優しく、それとなくお伝えして、お誘いしてみるといいですよ。「グッ!」と距離が近くなるはずです。
照れくさくって、そんなことは言えないよ・・・、と思うのでしたら、「素敵なティータイムをお過ごしくださいね・・・」とメッセージカードに書いて、その方に紅茶とメッセージカードをセットで贈ればいいんです。
言えないのに、無理して言おうとすると、必ず滑るし、不自然な雰囲気が漂うだけです。だから、無理する必要はないんです。
そもそも美味しい物や、健康的な物を贈るという事は、それだけでも相手には、ご自分の心や思いは届くはずなのです。
いい物を贈るとは、そういうことだからです。あなたもどうぞ、素敵なティータイムを・・・。
(完)