斎藤一人さんは、こんなことも言っていた、こうなったらいいな～・・・とか、あーなったらいいな～・・・っていうのは「不平」なのだと。私は一瞬、「ん？」と思い、両目が左斜め上に向いた。

そういった不平・不満を言いながら日々の生活を送っていると、その人が出している波動と同じものを呼び寄せるのだという。

不幸がずっと続いたり、人が幸せになれない最大の理由は、「今に」不満を持っているからなんだと、そうも斎藤一人さんは言っていた。じゃ、どうすればいいの・・・という話にもなる。

つまり、何も変えない。なーんにも望まない。今のまんまで幸せ・・・と思う。これが幸せのなり方なのだそうだ。斎藤一人さんは、こういう事をその「光の玉」から教えてもらったんだそうだ。

例えば、日本に生まれてよかったな～・・・とか、今日もご飯を食べられてよかったな～・・・とか、そういう風にして、今が幸せだと思うと、幸せを呼び寄せるのだという。幸せだと思う今のその波動とおんなじ波動の幸せを呼び寄せる・・・ということのようだ。「さすが、一人さん！」と思った。

「一人さんは、悩みとか苦労なんかはないんですよね？」と、人からよくそういう風に言われるそうだ。悩みや苦労があっても、一人さんはそういう事はあまり口にしないのだという。コンビニでの苦労話など、一人さんの信じられないようなエピソードが続き、私はその会場（福井講演会）のみんなと一緒に笑った。こうして笑っても、もう、あまり腰痛に響かなくなった。あと少しだ。

一人さんのお話は、とにかくわかりやすいし、やはり面白い、不思議なほどに・・・。

（続く）