2010年の春に、偶然1冊の本と出会った。「エドガー・ケイシー:超能力開発のすすめ」というタイトルの本で、ヘンリー・リード博士が書かれたものだ。
出会いの場所は東京都北区立中央図書館。普段はその中央図書館よりも自宅からもっと近い(東京都北区立)滝野川西図書館を利用していたが、その日に限って滅多に行くことはない(東京都)北区で一番大きい中央図書館の方に足を運んだ。もう待ちきれなかったからだ。
その当時、私は知り合いのHA医学博士からニール・ドナルド・ウォルシュ氏が書かれた「神との対話」という本の話を聞いていた。面白そうだと思い、読んだら最後、私はそのシリーズ本に夢中になってしまった。後にDVD化されたが、その内容もすごくよかった。
滝野川西図書館で取り扱いのないそのシリーズ本を、他の図書館から取り寄せという形で、既にリクエストしておいたので、逆算して、「今日、届くだろう・・・」と予想していたその日の朝に、自宅のノートパソコンでメールをチェックしたが、図書館からは何の連絡も入っていなかった。がっかりした。
でもなぜか、どうしても読みたい・・・という気持ちが自分の中からフツフツと湧き起こり、「変だなぁ~・・・」と思いつつも、「よし!」と思った。その中央図書館まで歩いて行って、ニール・ドナルド・ウォルシュ氏の別のシリーズ本を借りようと思いついたのだ。
後に分かったのだが、諦めてパソコンの電源を落としたほぼ同じ時刻に、「リクエストの本が届きましたよぉ~~~」というお知らせメールが、図書館から自宅のパソコンに届いていたのだ。
そんな事とも知らずに、私の気持ちは、もう既に北区立中央図書館へと向かっていた。その図書館は、2008年3月以前は、JR王子駅から北西に伸びる北本通り沿いにあり、同駅から歩いて7~8分のところにあった。(東京都北区)十条台の旧陸上自衛隊駐屯地が改装・増築され、そこにその中央図書館が、同年6月に移転・リニューアルオープンした。赤レンガ造りがモダンでとても印象的である。
そのリニューアルオープンからおよそ1年9ヶ月が経った2010年の3月に、私は初めてその中央図書館に出掛けた。館内におしゃれなイタリアン風カフェレストランがあったのを見て、ちょっと驚いてしまった。「図書館にレストラン? 時代は変わったなぁ~・・・」と思った。店内は適度な明るさがあり、図書館と雰囲気が合ってると思った。タイトルのすぐ下の画像はイメージなので、実物のレストランとは異なるが・・・。
(続く)