【飲食物74】 お風呂のお湯の塩素を簡単になくす方法を知った ~L-アスコルビン酸(ビタミンC)~

ビタミンCの正式名称は、L-アスコルビン酸というのだそうです。どうもこのビタミンCの粉末が、お風呂のお湯を簡単に中和してしまうということがわかり、それでL-アスコルビン酸(純度100%)を2袋買ってみました。

いざ現物が自宅に届くと、思っていたよりも大きかったです。有難いことに1つ買うと、プラスチック製の小さいスプーンが1個ついてきました。これで計量するのです。

試しにキッチンスケールで測ってみたところ、付属のそのスプーンですり切り1杯が、ちょうど3gありました。お風呂のお湯に入れるのは、そのスプーンで、1杯から2杯でいいそうです。商品説明のウェブ上にそう書いてありました。

1杯から2杯でいいと言われても、どの程度アバウトに入れても大丈夫なのか・・・。はじめてのことなのでよくわからず、とりあえず水質検査をしながら、その適用量を決めることにしました。

あいにく塩素測定用のお薬を切らしてしまい、買いに行くことにしました。近所の電化製品専門店、ホームセンターなど、何軒か見て回ったのですが、今はそういう検査をする人はいないらしく、つまり需要がないから・・・ということで、どこのお店も取り扱いがないということがわかったのです。あったのはホームセンターで、しかもたった1つだけ。選ぶも何もありませんでした。迷ったのですが、それを買って帰ってきました。

まず、浴槽に1人分のお湯をはります。ボタン1つで、1人分から11人分までお湯がはれるのですが、とりあえず1人分にしておきました。

試験管に水道水を5CC入れて、そこへ残留塩素試験薬を2滴加えます。蓋をして軽く振ったら、塩素に反応して、瞬く間に黄色く変色しました。間違いなく反応することを確認して、その水溶液は一旦捨てて、中をきれいに洗いました。

次に、浴槽にはったお湯に、付属のスプーンすり切りで1杯を入れようとしました。 1人分のお湯と言っても、結構な量だと改めてそう感じ、しかもこんな小さなスプーン1杯で、本当に足りるのかなー・・・、本当に塩素を中和出来るのかなー・・・って、私はその時そうも思ったのです。

その粉末を浴槽に入れ、よくかき混ぜたところで、さっきと同じ要領で浴槽の水質を調べたところ、残留塩素に反応することなく、殆どといっていいほど、試験管の中の水溶液は透明な水質を保ったのです。これには本当に驚きました! つまり、ビタミンCで塩素を中和出来るということです。

念のため、付属のそのスプーンで、あと1/2杯(のL-アスコルビン酸)を浴槽に加えて、同じ要領で水質検査を行ったところ、スプーンすりきり1杯の水質とほとんど変わらない結果が出たのです。

そして、その後にそのお風呂に入ってわかったことは、お湯がまろやかになったと思いました。優しいというか、丸みを帯びたお湯に変わったと感じました。そのお湯で髪も洗ったのですが、仕上がりがソフトになったと感じました。

シャワーを1回浴びると、塩素が含まれたお水をコップで7杯飲んだのと同じ量の塩素を体内に取り込むことになると、そんな話を聞いたことがあります。できるだけ塩素を取り除けたらいいですよね。今後のお風呂が楽しみです。

(完)

 カテゴリー : 飲食物 | 投稿日 : 2020年2月13日

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