気づいたら、猫砂に虫が湧いていたんです。わんさかと・・・です。最初気づかなくて、なんで最近、こんなに家の中に虫が飛んでいるんだろう・・・と思いました。どこかが開いているか、あるいは網戸に穴でも開いているのかと思いました。
ジメジメするこの時期は、特に注意が必要ですよね。去年の今時分に、初めて猫砂に虫が湧いていることに気づきました。今回で2度目です。
猫のトイレの中で湧いた虫とは、背中が「パカッ!」と開いて、そこから羽が出てきて空を飛ぶ昆虫です。茶色くて、細長い小さな虫なのですが、大きくなったらてんとう虫になるんじゃないか・・・って思うほど、なんだかとてもよくてんとう虫に似ています。てんとう虫よりは、ずっと小型ですが。
このままじゃしょうがないから、とりあえず猫砂を全部入れ替えることにしました。私の家族が、抗菌、脱臭で香りの付いた猫砂をストックしていて、それに入れ替えました。少し匂いが気になりましたが、以前のものよりはずっといいし、この程度の香りなら私もなんとかなるかな・・・と、最初はそう思っていました。
ところがしばらくすると、私は鼻の中の粘膜が腫れ、段々呼吸が苦しくなってしまったのです。それどころか、舌の3分の1がビリビリと痺れ出したのです。このような反応が出たのは、私だけでした。
家で飼っている猫は、猫用のトイレが置いてあるお部屋を、段々と遠ざけるようになっていったのです。クーラーの利いたお部屋に、猫が入ってくることは殆ど無いです。でも今回猫砂を新しく替えてからというもの、クーラーの利いたお部屋に入ってきては、片隅でじっとするようになったのです。明らかにこれはおかしいと思いました。家族はそれに気づかなかったのです。
猫は身体が小さいし、こんな香り付けがしてあるものは、猫には危険だよ、と言うことになりました。
すぐに無香料の猫砂が手に入らなかったので、それでてんとう虫の子分達が混じり込んだ猫砂を、急きょ、篩にかけたのです。全ての作業が終わるまで、およそ3時間もかかりました。本当に大変な作業でした。
そのお陰で、猫が、やっと自分のお気に入りのお部屋に行くようになりました。よかったです。猫は口がきけないから、要注意ですよね。
篩に落とされたてんとう虫の子分達をプラスチック容器に移し、ベランダへと運びました。そこから自由に飛び去ってくれたら、もっとうれしいです。
アマゾンで無香料の猫砂を色々と見たのですが、水分を吸収すると、粉々になってしまう天然木が、いいかもしれないな~・・・と思いました。自然な木の香りです。
ただ、この場合、中のスノコにある程度の高さがないと、水分を吸収した時、下におが粉がドンドン溜まるので、引き出しが開かなくなってしまう感じです。つまり、下に脱臭シートが1枚ぐらいしか入らないタイプのものだと、ちょっと無理かな・・・という印象を受けました。
でもそういう場合、逆にスノコを外して、上記の猫砂にペット用のシリカゲルを混ぜて使うといいみたいです。おが粉の崩れが少なくなるようです。つまりシリカゲルが糞尿を固めてくれる・・・ということなのでしょうか。購入者レビューで、そうコメントしている人がいました。そういう使い方もあったのですね。私はとても感心しました。
うちの猫用トイレは、中にスノコが入っていないタイプのものなので、この2つで一度試してみようかな・・・って思っています。
(完)