ちょっと遠い大手スーパーで、昔ながらの本物の梅干しが、1容器1キロ入りで、980円(税抜き)で売っていました。天然塩だけで漬け込んでいて、紫蘇は全く入っていないので、白干梅と言われているタイプのものです。
まず試しにその1容器だけを買って、家でその梅干しを食べてみたところ、「そうよ、そう、そう、梅干しは、やっぱりこの味だわよねー!」と、私はそう思いました。酸っぱいけど、でもすごく美味しかったのです。塩分濃度は15%でした。実は、その濃度を今さっき知りました。
そして、そのスーパーへ行った時には必ず1~2容器ずつ買い、多い時で十数容器の梅干しを自宅で保管していた時期がありました。
数年かけてその美味しい梅干しは、先日なくなりました。とりあえず近所のスーパーで梅干しを探したところ、調味梅干ばかりが売り場を占めていて、昔ながらの製法の梅干しが、1つも売っていなかったのです。
調味梅干とは、蜂蜜とか、人工甘味料、たんぱく加水分解物、あるいは香料までも入っているような、味付けされた梅干しのことです。
少し遠いそのスーパーでは、同じ品物(天然の白干梅)が、現在では値上がりして、1容器1キロ入りで、1,280円(税抜き)で売っています。
でもその日は雨だったので、近所のスーパーで、とりあえず梅干し以外のものを買って帰ってきました。
その後、インターネットで梅干しを探してみたのですが、どこのお店の取り扱いも調味梅ばかりで、昔ながらの梅干しが殆どなかったのです。
そんな中、「あ、これいいかも!」と思ったのが、和歌山みなべ産の南高梅です。
この商品は、2018年度産、内容量10kg、塩分約20%なのですが、そもそもそんなに大量に買う人は(一般家庭で)いるのかな~・・・と、私は、最初そう思ったのですが・・・。それが、結構いました。購入者レビューの評価もなかなかです。大口で購入した方が割安になるし、早々に腐るものでもないし・・・。やはり天然物がいいという人には、うれしい商品ですよね。
ただちょっと気になったのは、塩分濃度です。私がこれまでに食べてきた梅干しの塩分濃度は、先の通りで15%です。それに対してこちらの商品はおよそ20%ですからね。さてどうでしょうか・・・。
最後に耳よりな話です。その商品を購入すると、無添加の梅シロップ(150ml)を同梱で送ってくれます。そのお品が無くなった時点で切り替わるので、「梅シロップもほしーい!」という方は、ちょっと急いだ方がいいかもしれません。
ちなみにその梅シロップは梅酢のことではなく、完熟梅と氷砂糖だけを使った甘いシロップのことです。梅好きにはたまりませんよね。無添加なのもうれしい限りです。
(完)