【社会73】 赤いマグカップ、ソケットの根元がショート、青い光が見える ~七夕に思い、感じたこと~

今月の6日(2017年7月)、私は自宅のキッチンで食器を洗っていた。本当に珍しく、手からおどんぶりが「スルリ!」と落ちてしまった。そのタイミングで、直ぐ下にあったスタバの赤いマグカップの縁にあたった。おどんぶりは大丈夫だったが、マグカップの縁は、まるで鋭利な刃物のように欠けてしまった。「あ!」と思った。本当に一瞬の出来事だった。欠けたマグカップを持ち上げてよ~く見たが、「こりゃ、ダメだ。もう使えないや・・・」と思った。

随分前に、クリスマスシーズンに買ったもので、結構気に入っていた。「遂に終わったか・・・」と、そうも思った。

その後、私は、モップで簡単に床を掃除してから、掃除機をいつものように電源延長コードにつないで、お部屋をお掃除し始めた。あっち「シュルシュル」、こっち「シュルシュル」と吸い取って行き、お部屋は少しずつ美しさを増していった。

・・・と、ここまではよかった。掃除機と一緒に隅々を歩き回るので、「もっとこっち来て!」という感じに、掃除機を自分の方に引っ張ったのだ。綱引きみたいに一杯引っ張ったわけではない。本当に少し引っ張っただけ。ところが、その瞬間、いきなり「パァーン!」と大きな音が鳴り響き、火花が散った。掃除機は瞬く間に止まってしまった。火花が散った場所は、電源延長コードのソケット根元からだった。床(フローリング)が、激しく焦げてしまった。

はじめてのことだったので、私はとにかく怖くなってしまい、慌てて電源延長コードのコンセントを、「ちょんちょん」と、軽く触ってから抜いた。感電したら怖いと思ったからだ。

よ~く見たら、炸裂したその延長コードのソケット根元から、銅線がむき出しになっていた。ショートしたんだと、ようやく気づいた。「え? でもなんで?」と思ったし、「こわぁー」とも思った。

その後、私はその延長コードから掃除機のコードを抜き、掃除機のコードを壁の中に固定されているコンセントの方へとつなぎ直した。そして掃除機のスイッチを入れたが、起動しなかったので、掃除機も壊れたと思った。

たった1回のショートでね、値の張る掃除機が使い物にならなくなったのだ。「あぁーあ・・・」と思い、しばらく私はその場に座り込み、「ボーッ」としていた。

その後、私は気を取り直し、デスク用の小さなほうきとちり取りを使って、お掃除を続けた。その時だった。私は、ふと、お部屋の異変に気づいた。それは、リビングルームに置いてある固定電話機の液晶画面が消えていたのだ。「あれ? なんで?」と思った。周囲をキョロキョロと見回し、「今、停電してるの?」とも思った。

数秒考えてから・・・「もしかして、フューズが飛んだってこと?」と、私はそう思った。急いで冷蔵庫のドアを開けてみたが、黄色い電気がつかず、中は真夜中同然だった。「こりゃ、もしかしたら、掃除機は生きてるかもしれない・・・」と気づいた。

キッチンから「ワッセ、ワッセ」と椅子を運び出し、廊下の高い壁のところに設置されている分電盤のスイッチを見てみた。スイッチが一杯あって、どれがどれだかさっぱりわからなかった。オフになっているのは1つしかなかったので、「これかなぁー・・・」と思いつつ、私は恐る恐るそのスイッチをオンにしてみた。その次の瞬間、液晶画面の電話機がよみがえった。「よかったぁー」と、私はそう思った。

私の期待は高まる一方だった。既に片づけてしまった掃除機をまた引っ張り出し、コンセントにつないでみた。スイッチをオンにしたら、掃除機が一気にうなりだした。その音を聞いた私は、本当に大喜びしてしまった。こんなことって、あるのねぇー・・・。ようやく事の成り行きがわかってきた。

そして、ここからも、私にとっては、また不思議な事が起こった。同じ日の夜、私は洗面所で歯ブラシをしていた。洗面台シンクにかけておいたフェイスタオルが、「スルリ!」と床に落ちてしまった。私はそれを拾おうとして、しゃがんだ。その瞬間、私はものすごい強い光を見たのだ。これまでに見たことがない光と大きさだった。色は青で、縦横7~8㎝ぐらいあった。それは、まるでいい加減に削り取られた岩盤のような感じだった。

私はその時こう思った、「こりゃ、また天界でなんかあったんじゃないか・・・」って。恐らくそういう事なんだろうと、私は即座にそう思った。勘である。直感。

その翌日は七夕で、多くの人達が祝賀ムードだった。でも、私は、やはりそれとは別に、何かが起こっているように感じた。それで、その日から毎日数時間、祈るようになった。なぜか祈りたくなってしまったのだ。新興宗教とは一切関係ないが、その祈りは今も続いている。

ちなみに、夢解釈風に理解するならば、上記の赤いマグカップ火花青い光は、地水火風の四大元素に当てはまる事に気づいた。赤いマグカップの赤は、血の色。血とは「」を暗示している。青い光の青は、「」。そして火花の火は文字通りで、「」を表す。これで地水火風の地水火が揃った。「じゃ、風は?」となる。生年月日から割り出すと、私の場合、実は、四大元素が「風」である。

これで全部、地水火風のコマが揃った。更にこの四大元素に、天界を表していると思われる「」を加えると、万物を構成する5つの元素になる。そう、地水火風空のことである。このように、夢解釈は現実の世界でも充分に使える。ここに、夢解釈の面白さがある。

天界で何が起こったのか・・・はわからないが、何かわかれば、ここでまたお知らせしたい。

光視症といって、目の中の硝子体の動きによって、網膜が刺激を受けることで、そういった光が見えることもあるそうだ。頻繁に続くようなら、一度病院に行ってみようかと思っている。

(完)

 カテゴリー : 社会 | 投稿日 : 2017年7月24日

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